永遠のアダム

永遠のアダム
著者 ジュール・ヴェルヌ
イラスト レオン・ベネット
発行日 1910年
発行元 J.Hetzel & Cie.
ジャンル SF小説
フランスの旗 フランス
言語 フランス語
ウィキポータル 文学
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永遠のアダム』(えいえんのアダム、原題 : L'Éternel Adam )は、1910年に刊行されたジュール・ヴェルヌSF小説

概要

ジュール・ヴェルヌの死後に息子のミシェルによって発表された短篇。未来を舞台にしている点において『西暦2889年』と共通しており、終末SFの傑作として名高い。

あらすじ

未来に人類はハルス=イテン=シューという帝国を築いていた。ソフル=アイ=スル博士は建設現場から、太古の時代の未知の言語で書かれた文書が収められた未知の金属製の箱を発見した。

登場人物

  • ソフル=アイ=スル博士 (Zartog Sofr-Aï-Sr) - 博学な考古学者で、太古の文書を解読する帝国ハルス=イテン=シューのソフル家第101代第三位継承者。

日本語訳

  • 「永遠のアダム」古屋健三訳、集英社、1969年 - 『ドクター・オクス』に収録。
  • 「永遠のアダム」江口清訳、パシフィカ、1979年 - 『永遠のアダム/エーゲ海燃ゆ』に収録。
  • 「永遠のアダム」江口清訳、文遊社、2013年 - 他に初期短篇3作品

外部リンク

フランス語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります。
永遠のアダム
1850年代
1860年代
1870年代
1880年代
1890年代
  • セザール・カスカベル(フランス語版)(1890年)
  • ブラニカン夫人(フランス語版)(1891年)
  • ラトン一家の冒険(1891年)
  • カルパチアの城(1892年)
  • クロディウス・ボンバルナック(フランス語版)(1892年)
  • 坊や(フランス語版)(1893年)
  • アンティフェール親方の驚くべき冒険(フランス語版)(1894年)
  • 動く人工島(1895年)
  • 悪魔の発明(1896年)
  • クローヴィス・ダルデントル(フランス語版)(1896年)
  • 美しき黄なるドナウ(フランス語版)(1896年)
  • 氷のスフィンクス(1897年)
  • マゼラン地方にて(フランス語版)(1897年)
  • 素晴らしきオリノコ河(フランス語版)(1898年)
  • ある変人の遺言(フランス語版)(1899年)
1900年代
  • 第二の祖国(フランス語版)(1900年)
  • 黄金火山(フランス語版)(1900年)
  • 空中の村(フランス語版、英語版)(1901年)
  • ジャン=マリ・カビドゥランの物語(フランス語版)(1901年)
  • ヴィルヘルム・シュトリッツの秘密(フランス語版)(1901年)
  • 黄金の流星(フランス語版)(1901年)
  • キップ兄弟(フランス語版)(1902年)
  • 探検奨学金(1903年)
  • 地の果ての燈台(1903年)
  • リヴォニアでの惨劇(フランス語版)(1904年)
  • 世界の支配者(1904年)
  • 海の侵入(フランス語版)(1905年)
  • トンプソン旅行代理店(フランス語版)(1907年)
1910年代
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