ハネウマライダー

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ハネウマライダー
ポルノグラフィティシングル
初出アルバム『m-CABI
B面
  • ジューンブライダー
  • タネウマライダー
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POP、ロック
時間
レーベル SME Records
作詞 新藤晴一
作曲 ak.homma
プロデュース 田村充義、本間昭光
ゴールドディスク
チャート最高順位
オリコン
  • 週間2位[1]
  • 2006年度年間44位[2]
ポルノグラフィティ シングル 年表
ジョバイロ/DON'T CALL ME CRAZY
2005年
ハネウマライダー
(2006年)
Winding Road
(2006年)
ミュージックビデオ
「ハネウマライダー」 - YouTube
ライヴ映像
「ハネウマライダー」(横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜) - YouTube
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ハネウマライダー」(英語: Haneuma Rider)は、ポルノグラフィティの楽曲。2006年6月28日SME Recordsより20作目のシングルとしてリリースされた。

概要

前作『ジョバイロ/DON'T CALL ME CRAZY』から約7か月ぶりのリリース。

本作では全3曲の演奏に村石雅行Dr)、亀田誠治(Ba/東京事変)が参加している[3][4]。亀田とはメンバーが上京した1997年秋頃から面識があり、以前から一緒にやってみたいという思いがあったといい[4]、前年12月の『ミュージックステーションスーパーライブ』の舞台裏で岡野が直々にオファーしたことから今回のコラボが実現した[4]

表題曲「ハネウマライダー」が火付け役となり、他2曲のタイトルも「○○ライダー」となっている[4]。また、ジャケットにはバイクに跨ったカウボーイ姿の女性(ハネウマライダー)、ウェディングドレス姿の女性(ジューンブライダー)、サンバカーニバル姿の女性(タネウマライダー)が起用されている。表題曲のMVではこの3人のライダーがレースを繰り広げ、レースの着順は収録順通りとなっている[5]。また、この3人は『横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜』のライヴ演出にも登場している[6]

オリコン週間シングルランキングでは、初動11.2万枚を記録したENDLICHERI☆ENDLICHERIThe Rainbow Star」とわずか893枚差となる初動11.1万枚で僅差の2位となった。

収録曲

全編曲: ak.homma, Porno Graffitti。
#タイトル作詞作曲時間
1.「ハネウマライダー」新藤晴一ak.homma
2.「ジューンブライダー」岡野昭仁岡野昭仁
3.「タネウマライダー」新藤晴一新藤晴一
合計時間:

楽曲解説

  1. ハネウマライダー
    大塚製薬ポカリスエット」2006年度CMソング[注釈 1]
    『2006年度日テレCM大賞』好感度CMサウンド賞受賞曲[7]
    • 観客と一緒にタオルを振るパフォーマンス[注釈 2]でポルノグラフィティのライヴには欠かせない1曲[9][10]
    • 作詞を手掛けた新藤は「躍動感のあるアレンジとメロディに躍動感のある言葉を乗せたいと思って、そこで思い浮かんだ"暴れ馬"というイメージをバイクや跳ね馬に例えてみました」と語っており、「ポカリスエット」のCMテーマでもある"RE・BODY(再生)"をテーマに制作された[4]。本楽曲を使用したCMは3月からオンエアされていたが、オンエア開始後に歌詞の一部が変更され、ボーカルも再録された。
    • ライヴでは新藤によるギターソロ(男前ギター[11])から演奏が始まることが多く、歌詞中の「他の誰かと、例えば君と」の箇所は、「他の誰かと、例えばここにいる君たちと」などと岡野によって歌われる[12]。また、『幕張ロマンスポルノ'11 〜DAYS OF WONDER〜』ではボサノヴァ風のアコースティックアレンジで披露され、それを元にしたスタジオセッションが35thシングル『2012Spark』に「ハネウマライダー 〜幕張Ver.〜 Studio Session」として収録されている。
    • 3年連続5回目の出場となった『第57回NHK紅白歌合戦』では本楽曲を披露した[13]
  2. ジューンブライダー
    • 「結婚」を題材としたポルノグラフィティ初のウェディングソング[注釈 3]
    • 「タネウマライダー」のタイトル決定後にスタッフから「6月リリースだし、こういうのはどうか」という提案を受け、「6月の花嫁」「6月の結婚」を意味するジューンブライドを語源に「ジューンブライダー」と名付けられた[4]
    • 曲自体は岡野がずっと温めていたもので、仮タイトルは「会えない時は」。タイトル決定後に新たに詞が付けられた。
  3. タネウマライダー
    • 岡野曰く「『ハネウマライダー』だから"タネウマライダー"って絶対言われるよねって話になって、だったら言われる前に自分たちでやっとけってことで曲名が決まった[4]」とのことで、タイトルに合う曲を温存していた曲から選び、新たに詞が付けられた。
    • 歌詞は「Hall caught chance.」=はるかちゃん、「I call」=あいこ、「You meet cool me」=ゆみくみ、「Would main.」=運命など、英語詞が日本語や女性の名前に聞こえる言葉遊びの要素がある。全体の歌詞について、新藤は「ガツンと言ってやろうと、大人たちが眉をひそめるような歌詞にしたけど、十数年経って大人になった俺が眉をひそめてるわ」と語っている[14]

Additional Musicians

  1. ハネウマライダー
  2. ジューンブライダー
    • Drums: 村石雅行
    • Bass: 亀田誠治
    • Strings: NAOTO Strings
    • Synthesist: 飯田高広
    • E.Guitar Sound Designer: 遠藤太郎
    • All Other Instruments: ak.homma
  3. タネウマライダー
    • Drums: 村石雅行
    • Bass: 亀田誠治
    • Percussion: 新日本プロホイッスルのみなさん
    • Synthesist: 飯田高広
    • E.Guitar Sound Designer: 遠藤太郎
    • All Other Instruments: ak.homma

収録作品

タイトル 収録作品
ハネウマライダー
ジューンブライダー
  • ライヴ映像
    • ライヴDVD/BD『横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜 IN YOKOHAMA STADIUM』
タネウマライダー
  • ライヴ映像
    • ライヴDVD/BD『横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜 IN YOKOHAMA STADIUM』
    • ライヴDVD/BD『16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019』

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 同CMソングへの起用は2000年の「ミュージック・アワー」以来。
  2. ^ 『横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜』での演奏時にダンサーが縄を廻す振り付けをしたことがきっかけとなり、2006年8月に出演した『THE 夢人島 Fes.2006』からこのパフォーマンスが定着した[8]
  3. ^ 2016年上旬にメンバー2人がマネージャーの結婚式に出席した際、ポルノグラフィティの楽曲を1曲もかけてもらえなかったことから、新たなウェディングソングとして「My wedding song」が制作された。
  4. ^ 特典映像の『Amuse Fes 2015 BBQ in つま恋 ~僕らのビートを喰らえコラ!~』に収録。
  5. ^ 『横浜ロマンスポルノ'16 〜THE WAY〜 Live in YOKOHAMA STADIUM』及び特典映像の『SUPER SLIPPA 7 2016 TAIPEI SUPER SUMMER MUSIC FESTIVAL』に収録。
  6. ^ 映像特典の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017』に収録。
  7. ^ 『16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019』『"NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY1』『"NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜" DAY2』に収録。
  8. ^ 映像特典の『CYBERロマンスポルノ'20 〜REUNION〜』に収録。

出典

  1. ^ “ハネウマライダー ポルノグラフィティのプロフィールならオリコン芸能事典”. ORICON STYLE. オリコン (2013年2月6日). 2013年2月20日閲覧。
  2. ^ “you大樹”. オリコン (2013年2月6日). 2013年2月20日閲覧。
  3. ^ “Discography|ポルノグラフィティ|PornoGraffitti Official Site”. Information. 2022年9月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 『PORNOGRAFFITTI × PATi・PATi COMPLETE BOOK ~15years file~ 2』シンコーミュージック、2014年12月22日、94,100頁。 
  5. ^ COMPLETE CLIPS 1999-2008SME Records、2009年9月9日、ブックレット。
  6. ^ “ポルノグラフィティ『ハネウマライダー』(横浜ロマンスポルノ'06~キャッチザハネウマ~) / PORNOGRAFFITTI『Haneuma Rider (Live Ver.)』”. YouTube(2013年9月11日). 2022年3月5日閲覧。
  7. ^ “プレスリリース@日テレ”. 日本テレビ (2007年4月23日). 2023年3月1日閲覧。
  8. ^ 『20th ANNIVERSARY SPECIAL BOOK』、2019年。
  9. ^ “SONGS Archives | 第281回 ポルノグラフィティ”. NHK SONGS. 2022年12月31日閲覧。
  10. ^ “ポルノグラフィティ、フォーリミ、マイヘアら出演 『バズリズム LIVE2018』最終公演をレポート”. エンタメ特化型情報メディア スパイス (2018年11月5日). 2022年9月27日閲覧。
  11. ^ ““RIJF2019”に出演しました!”. PornoGraffitti Official Site (2019年8月14日). 2022年3月5日閲覧。
  12. ^ #収録作品の各作品より。
  13. ^ “NHK紅白歌合戦ヒストリー”. NHK. 2023年3月1日閲覧。
  14. ^ 16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019』SME Records、2019年12月25日。

外部リンク

  • ソニー・ミュージックエンタテインメントによる紹介ページ
岡野昭仁 (Vo) - 新藤晴一 (Gt)
シングル
オリジナル
1990年代
99年

1.アポロ

2000年代
00年

2.ヒトリノ夜 - 3.ミュージック・アワー - 4.サウダージ - 5.サボテン

01年

6.アゲハ蝶 - 7.ヴォイス

02年
03年

10.渦 - 11.音のない森 - 12.メリッサ - 13.愛が呼ぶほうへ - 14.ラック

04年

15.シスター - 16.黄昏ロマンス

05年
06年

20.ハネウマライダー - 21.Winding Road

07年

22.リンク

08年
09年
2010年代
10年
11年

32.EXIT - 33.ワンモアタイム - 34.ゆきのいろ

12年
13年
14年
15年
16年
17年
18年

46.カメレオン・レンズ - 47.ブレス - 48.Zombies are standing out(配信限定)- 49.フラワー(配信限定)

19年

50.VS

2020年代
20年

-

21年

51.テーマソング

22年

-

23年
24年

解放区

配信限定

1.m-FLOOD - 2.Zombies are standing out - 3.フラワー - 4.サウダージ - From THE FIRST TAKE - 5.テーマソング - From THE FIRST TAKE - 6.アビが鳴く - 7.THE DAY - From THE FIRST TAKE - 8.アゲハ蝶 - From THE FIRST TAKE

参加作品

1.Let's try again - 2.それを強さと呼びたい(配信限定)- 3.それを強さと呼びたい 〜2015ver.〜(配信限定)- 4.それを強さと呼びたい 〜2017ver.〜(配信限定)- 5.それを強さと呼びたい 〜2018ver.〜(配信限定)- 6.それを強さと呼びたい 〜2019ver.〜(配信限定)

アルバム
オリジナル

1.ロマンチスト・エゴイスト - 2.foo? - 3.雲をも摑む民 - 4.WORLDILLIA - 5.THUMPχ - 6.m-CABI - 7.ポルノグラフィティ - 8.∠TRIGGER - 9.PANORAMA PORNO - 10.RHINOCEROS - 11.BUTTERFLY EFFECT - 12.暁

ベスト
ライヴ
参加作品
映像作品
MV

1.Porno Graffitti Visual Works OPENING LAP - 2.COMPLETE CLIPS 1999-2008(OPENING LAP - PG CLIPS 2nd LAP - PG CLIPS 3rd LAP - PG CLIPS 4th LAP)

ライヴ

1.Tour 08452 〜Welcome to my heart〜 - 2."BITTER SWEET MUSIC BIZ" LIVE IN BUDOKAN 2002 - 3."74ers" LIVE IN OSAKA-JO HALL 2003 - 4.5th Anniversary Special Live "PURPLE'S" IN TOKYO TAIIKUKAN 2004 - 5.7th LIVE CIRCUIT "SWITCH" 2005 - 6.横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜 IN YOKOHAMA STADIUM - 7."OPEN MUSIC CABINET" LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007 - 8."ポルノグラフィティがやってきた" LIVE IN ZEPP TOKYO 2008 - 9.横浜・淡路ロマンスポルノ'08 〜10イヤーズ ギフト〜 LIVE IN AWAJISHIMA - 10."ロイヤル ストレート フラッシュ" LIVE IN YOYOGI DAIICHI TAIIKUKAN 2009 - 11."∠TARGET" LIVE IN JCB HALL 2010 - 12.つま恋ロマンスポルノ'11 〜ポルノ丸〜 - 13.幕張ロマンスポルノ'11 〜DAYS OF WONDER〜 - 14.12th LIVE CIRCUIT "PANORAMA × 42" SPECIAL LIVE PACKAGE - 15.13thライヴサーキット "ラヴ・E・メール・フロム・1999" Live in MARINE MESSE FUKUOKA - 16.神戸・横浜ロマンスポルノ'14 〜惑ワ不ノ森〜 Live at YOKOHAMA STADIUM - 17.14thライヴサーキット "The dice are cast" Live in OSAKA-JO HALL 2015 - 18.FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016 - 19.横浜ロマンスポルノ'16 〜THE WAY〜 Live in YOKOHAMA STADIUM - 20.PORNOGRAFFITTI 色情塗鴉 Special Live in Taiwan - 21.15thライヴサーキット "BUTTERFLY EFFECT" Live in KOBE KOKUSAI HALL 2018 - 22.16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019 - 23.ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box - 24.17thライヴサーキット "続・ポルノグラフィティ" Live at TOKYO GARDEN THEATER 2021 - 25.18thライヴサーキット "暁" Live at NIPPON BUDOKAN 2023

その他
ラジオ
関連項目
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