Slony-I
開発元 | PostgreSQL Global Development Group |
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最新版 | 2.2.8 / 2019年8月26日 (4年前) (2019-08-26) |
リポジトリ |
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プログラミング 言語 | C |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | レプリケーション |
ライセンス | BSDライセンス |
公式サイト | slony.info |
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Slony-I は PostgreSQL データベース管理システム のための非同期マスタスレーブ・レプリケーション・システムである。多段構成やフェイルオーバーの機能をサポートしている。
機能
- 非同期
- 更新が可能なマスタノードは同時には1つのみであり、そこでコミットされたトランザクションは非同期にスレーブノードに反映される。更新の反映には若干の遅延を伴う。
- 多段構成
- スレーブノードは異なるクラスタ・セットのマスタとして振舞うことができる。
- 異なるバージョン間のレプリケーション
- PostgreSQL の他の多くのレプリケーション・システムと異なり、Slony-I は PostgreSQL の異なるバージョンに対して使用することができる。そのため、データベースを停止することなくアップグレードすることができる。ただし、バージョン 2.0.0 は PostgreSQL 8.3 以降のみに対応している。
名称の由来
"slony" という名前は ロシア語 で "ゾウ" を意味する単語слоныから来ている。[1] PostgreSQL はロゴとしてゾウを採用しており、主要開発者であるヴァディム・マトヴェーフがそれを尊重してこの名前を付けた。各モジュールもゾウにちなんで名付けられている:
- slony
- ゾウを意味する単語の複数形である。複数のデータベースを用いるクラスタであることを示している。
- slon
- ゾウを意味する単語の単数形である。レプリケーション・ノードはそれぞれ "slon" と呼ばれるプログラムにより管理される。複数の slon が "ゾウの群れ" として協調動作する。
- slonik
- "子ゾウ" を意味する単語である。クラスタの設定を管理するためのプログラムである。子ゾウが群れの方向を定めることを反映している。
関連項目
脚注
- ^ “Slony-I manual: Slony-I Concepts”. 2009年2月22日閲覧。
外部リンク
- Slony-I 公式サイト
- ドキュメント (1.1.0)
- コアメンバが開発したレプリケーション・ソフトSlony-I
- レプリケーションシステム「Slony-I」の導入
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