KCNなんたん

株式会社KCNなんたん(かぶしきがいしゃケイシーエヌなんたん)は、京都府南丹市をサービスエリアとする、近鉄ケーブルネットワークグループのケーブルテレビ局である。

概要

南丹市におけるケーブルテレビ・インターネットなどの地域情報通信ネットワーク事業については、これまで南丹市が出資した公益財団法人南丹市情報センターによって行っていたが、2023年度からこの業務を民間の企業・団体に移譲(指定管理者制度の導入)することになり、その優先契約事業者として、奈良県の近鉄ケーブルネットワーク株式会社と交渉を行い、2022年12月の南丹市議会で、近鉄ケーブルネットワークへの事業譲渡が承認され、2023年4月1日より子会社の株式会社KCNなんたん(2022年1月設立)による完全民営化が行われた[1]

これにより、従来のケーブルテレビ局からリース貸与により支給されるセットトップボックスに代えて、スカパーJSATとの提携により、市販の110度BS・CS受信装置(テレビ・ブルーレイレコーダー)でそのまま受信できるパススルー方式を採用した[2]

再放送のチャンネル

地上波・BSについては南丹市情報センター#主な放送チャンネル、CS放送はスカパー! (東経110度BS・CSデジタル放送)#チャンネル一覧をそれぞれ参照。

各コースごとの配信対象チャンネル

共通で利用できる地上波8・コミュニティーチャンネル1・BS19(地デジコースのみは除く)を含めたチャンネル数。[3]

  • なんたんプライムコース:84ch
  • なんたんスタンダードコース:67ch
  • 地デジ・BSコース:28ch
  • 地デジコース:9ch

その他にFM再放送4チャンネル(別途ラジオ・コンポなどへのアンテナ設定必要)、オプションチャンネル18(別契約必要。ただしフジテレビONE/フジテレビTWO東映チャンネルはプライムコースで標準視聴可能であり、プライムコースの配信チャンネル数にはそれを含めている)がある。[4]

出典

  1. ^ 南丹市地域情報通信ネットワーク施設の民間移管に関する協定書締結式の開催について
  2. ^ 【プレスリリース】KCNなんたんとスカパーJSATが京都府南丹市エリアにおいてパススルーによる多チャンネルサービス提供に合意しました
  3. ^ コース・料金案内
  4. ^ チャンネル案内

外部リンク

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近鉄ケーブルネットワークグループ
傘下のケーブルテレビ局
関連項目
特記事項
  1. ^ 旧・キネット、近鉄ケーブルネットワーク京都支店
  2. ^ 旧・南丹市ケーブルテレビ
  3. ^ オプテージ提携。奈良県・四條畷市田原地区で提供
  4. ^ a b KCN、KCN京都、テレビ岸和田では双方利用可能、こまどりケーブルは地域により利用できるサービスが異なる。またKCN、KCN京都、こまどりケーブルではKCNグループ独自の「Kブロードフォン」(こまどりケーブルは地域による)、KCN eo光テレビでは「eo光電話」、KCNなんたんはケーブルプラス電話のみを利用可能