Dance Dance Revolution

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Dance Dance Revolution

『DanceDanceRevolution』白筐体
ジャンル 音楽シミュレーション
BEMANIシリーズ
開発元 コナミアミューズメント
発売元 コナミアミューズメント
1作目 Dance Dance Revolution (1st)
1998年9月26日
最新作 Dance Dance Revolution A3
2022年3月17日
公式サイト Dance Dance Revolution A3
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Dance Dance Revolution(ダンスダンスレボリューション)は、1998年下期にコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメントコナミアミューズメント)のBEMANIシリーズ第3弾として登場したアーケード音楽ゲームおよび2013年稼働開始版のタイトル、またそれ以降展開されたシリーズ製品の総称である。空白無しのDanceDanceRevolutionと表記されることもあり、『SuperNOVA』以降の公式では基本的に空白無しの表記を採用していることが多い[1]。省略してDDRダンレボなどと呼称されることもある[2][3]

コナミグループ再編に伴い、2016年11月1日付で発売元がコナミデジタルエンタテインメントからコナミアミューズメントへ再度変更された。

筐体

『DanceDanceRevolution SuperNOVA』筐体 いわゆる『旧筐体』と言われている標準的な筐体。この筐体は外観が赤いが、それより前の筐体は外観が黒い。

『DanceDanceRevolution X』以前の筐体は、ネオン管を内蔵した巨大なスピーカー2台を持ち、その上にディスプレイ、タイトルを表示するタイトルユニット、さらにそれに強力なスポットライトをとりつけたもの。

ディスプレイ下部左右に存在する左右の方向キーと決定ボタン・更にディスプレイの真下に、家庭用ソフトで作成したエディットデータを共有するためのUSB端子スロットが取り付けられているものもある。これは後述するように家庭用に収録されている楽曲から自分で作成したオリジナルのプレイデータを使うことができるリンク機能で使用する。それに加え、3×3で均等に9等分されたパネルに上、下、左、右を表す4つのデバイススイッチを組み込んだものを2つ連結したものが一つのコントロールデバイスとなる。なお、『DanceDanceRevolution SuperNOVA』以降でe-AMUSEMENTに対応している筐体には、モニターの部分の両脇にe-AMUSEMENT PASSICカード)の読み取り装置が筐体に載せるような形で左右に1台ずつ、計2台設置されている。この筐体は現在では『旧筐体』という愛称で呼ばれることが多い。 上記の筐体の寸法は、幅178cm、奥行216cm、高さ225cm、重さは本体のみで225kg(取り外し可能なタイトルユニット28kgを含む)、ステージユニットが1つあたり100kg、総重量は427kgである[4]

『DanceDanceRevolution X』以降に稼働した筐体は、上下の方向キーが追加され、ディスプレイが37インチのワイド画面になり大型化し、ディスプレイの直下と左右にLEDの照明が設置された(ディスプレイ直下のLED照明はプレイ時に楽曲のBPMと残りゲージに連動している為、楽曲によって点灯スピードが変わる仕掛けがなされている)。USB端子・ICカード装置が筐体内に内包され、ICカードの読み取り装置がタッチ式に変更されている。上記の筐体に対しこちらのDanceDanceRevolution筐体は『X筐体』という愛称で呼ばれることが多い。

また、2013年稼働の『DanceDanceRevolution』からは、ディスプレイを42インチに更に大型化し、フットパネルが光らない仕様となり、ディスプレイ左右のLED照明・USB端子を廃し、画面下に荷物置き場を新設した新たな筐体が登場した。この筐体は『新筐体』または『白筐体』と呼ぶことが多い。

2019年稼働の『DanceDanceRevolution A20』からは、全体が黄金色に塗装され、DANCERUSH STARDOMの筐体と基本設計が共通化された55インチの大型モニターに4.1chのスピーカーを搭載し、さらにダンスフロア部分のLEDも強化された新たな筐体(公式名称は「DanceDanceRevolution 20th anniversary model」)が登場した。この筐体は『金筐体』または『20周年記念筐体』と呼ぶことが多い。フットパネルは踏んだ際に光る仕様に戻っている。

プレイヤーはステージユニットの上に乗りプレイする。ステージ後方にはバーが取り付けられている[注 1]

プレイ中には矢印オブジェの背景動画キャラクターが表示される。

『DanceDanceRevolution 4thMIX PLUS』solo用筐体 ステージの奥に左上と右上の黄緑の矢印が見える。

後に面積の確保しづらいロケーション用に開発された、プレイステージが1つだけの筐体で展開された1人用DDR Dance Dance Revolution Solo(ダンスダンスレボリューションソロ)シリーズでは、『DanceDanceRevolution 4thMIX PLUS』solo用筐体の写真のように、既存の4枚に加え更に左上・右上を含めた6枚のパネルが用意されている。

作品来歴

DanceDanceRevolutionの初期においては洋楽を中心に楽曲を収録することになるが、その洋楽曲について当時コンピレーションアルバムの売上げが一番高かったという理由により、東芝EMI(現・EMIミュージック・ジャパン→ユニバーサル ミュージック)のDancemaniaシリーズとタイアップを行った[5]。この事により、多数のDancemaniaアーティストの楽曲がDDRに収録され、DDRはこのレーベルシリーズと共に出発した。SMiLE.dkの「バタフライ」等、DDRに収録されたことで認知度が上がった曲も多い。楽曲や筐体の派手さで当時は異彩を放っていたDDRは多数のロケーションに設置されることになり、多くのメディアで紹介され一大ムーブメントを巻き起こした。クリアやハイスコアを目指すプレイはもちろんだが、単純なルールと体全体を使うことからプレイの自由度が高く、他のゲームでは見られないパフォーマンスプレイというプレイスタイルも定着した。タイトル通りプレイ中にダンスを行ったり、画面に背を向けてプレイしたり、2人プレイで突然左右のプレイヤーが入れ替わったりといった様々な形でプレイされた。今日でもDDRはスコアスキルを重視する大会の他、パフォーマンススキルを重視した大会が行われている。最たるものはコナミ主催で1999年9月26日にZepp東京で開催された、Dance Dance Revolution King Of FreestyleDancers[6]である。全国で行われた予選を勝ち抜いたパフォーマーたちが集まりその腕を競い合うという大会で、ある者はトロンボーンを吹きながら、またある者は踊りながら全身で文字を描くなど、様々なパフォーマンスが行われる異色の大会となった。

その後多数の作品、派生シリーズをリリース。Dance Dance Revolution 5thMIXではオーディションを行い、BEMANIシリーズから初の女性ボーカルユニットBeForUが誕生した。しかしかつての隆盛を取り戻すことができず、作品のブームは収束していった。アーケードメインシリーズは2002年リリースのDance Dance Revolution EXTREMEをもってひとまず終止符を打つことになった。

アーケード版のリリースは一旦終了したものの国内・海外共に家庭用ではリリースが続いた。特に海外では根強い人気が続いており、マラソンジョギングの様なフィットネスのような効果もあるということで注目された。2006年1月にはウェストバージニア州が公立学校全てにDDRを導入するためのパートナーシップを、アメリカに存在するコナミの子会社「コナミデジタルエンタテインメント」との間で締結し、DDRをプレイすることが体重増加を食い止めることに役立つという実験結果も立証された[7]。フィットネス等の効果により海外での人気が上がったこと、国内での人気が根強かったことが契機となり、3年半ぶりのアーケード作品であるDance Dance Revolution SuperNOVAが日本・アメリカ・ヨーロッパで同時リリースされた。以降現在までアーケード・家庭用でのリリースが続いている。

初期の稼働時期には諸説あったが2018年9月26日でシリーズ20周年を迎えた。特設ページ内では1週間前よりカウントダウンも行われている[8]

2019年3月20日に6年振りの新筐体を搭載した金筐体『DanceDanceRevolution A20』が先行稼働。上記にある20周年モデルの一環にもなっている。カラーは金色、モニターサイズはシリーズ最大となる55インチ。要素面ではX3 VS 2ndMIXシリーズ以来でNONSTOPコースが復活し、新たに段位認定コースも登場した。かつてDDR等に収録されていた版権曲をアレンジ収録させた「レジェンド楽曲」や開催期間内で累計EX SCOREのランキングを競うイベント「ゴールデンリーグ」も開催されている。ゴールデンリーグではブロンズ・シルバー・ゴールドの3つのクラスに分かれており、上位クラスになるほど挑戦段位や楽曲等の特典が出現。2019年4月末に初開催となり全プレーヤーがブロンズからのスタートとなっている。

2019年7月24日にAシリーズ以前の旧筐体にも更新が行われ、本格的にA20の稼働となった。旧筐体のアップデート組はロゴが青色で表示され上記金筐体と区別が可能になっている。

ゲームルール

この節の説明では国内版アーケード版最新作にあたるDance Dance Revolution A3における通常プレイを例に挙げる。バージョンによって異なる箇所については割愛する。

基本ルール

楽曲に合わせて画面に矢印オブジェ(またはそれに準じたもの)[注 2]が流れてくるので、指示されたとおりのパネルをタイミングを合わせ足で踏んでいく。指定した楽曲または指定された楽曲を最後までプレイすることが出来ればクリアとなる。

プレイ人数・使用するパネル数について

このゲームにおいてプレイヤーはステージに配置された上・下・左・右の4枚または8枚のパネルを使用することでプレイを進めていく。最大で2人でプレイすることができる。

  • シングルプレー(SINGLE) - 1人プレイ。1人で4枚のパネルを使用してプレイを行う。
  • バーサスプレー(VERSUS) - 2人プレイ。1人4枚ずつのパネルを使用してプレイを行う。
  • ダブルプレー(DOUBLE) - 1人プレイ。1人で8枚のパネルを使用してプレイを行う上級者スタイルである。

1プレイの流れ

最も基本的なプレイを行う際の流れは以下の通りである。

  1. 必要なクレジット数(コイン)を投入するか、e-AMUSEMENT PASSを読み取らせる。
    筐体の設定に応じて必要クレジットに値する金額は異なる。
  2. エントリーの受付
    コイン投入前にe-AMUSEMENT PASSを読み取らせた場合でもこの画面が表示される。この画面で参加者を募りながら、新規e-AMUSEMENTサービスへのプレイヤーデータ登録が行える。
  3. プレイスタイルを選択 - プレイヤー人数並びに使用するパネル数を選択
    SINGLE
    VERSUS
    DOUBLE
    のいずれかから選択。この際、クレジット数に応じたプレイスタイルしか選択できない。
    先にクレジットを投入せずe-AMUSEMENT PASSを読み取らせた場合は、この画面のタイムアップまでにクレジットを投入をしないとタイトル画面に戻る。
    PASELIを使用している場合は、プレイスタイルを選択した後、以下のいずれかから選択することができる。
    PASELIでプレミアムプレー[9]
    PASELIでノーマルプレー[10]
    PASELIでギャラクシープレー[11]
    CREDITでノーマルプレー[10]
    PASELIが利用できない場合:
    CREDITでプレミアムプレー[9]
    CREDITでノーマルプレー[10]
  4. 楽曲・難易度を選択
    楽曲・難易度がリストアップされ、現在カーソルのあっている楽曲のジングルが流れる。基本的に好きな楽曲を選べばよいが、譜面難度も曲・譜面によって異なる。譜面の方向性を示すグルーブレーダー、曲のテンポの速さを示すBPM等を確認して選曲する。
    また、選曲中に上パネルまたは下パネルを2回踏むことで難易度を変更できる。選曲し、決定ボタンを押し続けることでステージ開始前にプレイオプション設定画面に移行し、役物などの設定ができる。
    選曲する際、プレミアムプレーで始めたかつ、1曲目の場合、「COURSE TRIAL[12]」が、DanceDanceRevolution 20th anniversary modelでは「COURSE TRIAL[12]」と「段位認定[13]」選べる。
  5. プレイ
    選択した楽曲のプレイが始まる。先述の通り、画面の指示に合わせてパネルを踏む。具体的には画面の下から上に上がってくる矢印オブジェが、画面上部のタイミングを現すステップゾーン(判定位置)に重なった時に指示された方向を踏めばよい。同時に2個出てきた場合はジャンプして踏む。これを同時踏み[注 3]と呼ぶ。
    長い矢印が連なっているフリーズアローは、矢印がステップゾーンにかかっている間踏み続ける必要がある(踏み続けられればO.K.と評価される)。また、このフリーズアローは流れ切った後も踏んでいてもミスにはならない。
    水色の電流をまとったショックアローは踏んではいけない矢印である。踏んでしまうと一瞬の間オブジェが見えなくなるペナルティが課せられる(避けられればO.K.と評価され、コンボも加算される) [注 4]
    各矢印ごとにタイミングを評価、ステップゾーン(判定位置)に近いほど高評価となり、高いスコアが与えられる。
    また、Marvelous!!!・Perfect!!・Great!・Goodの4評価を続けて出すことで判定の下に連続した回数の数値が表示される。これをコンボという。この数値は通常の矢印でMiss評価を出したり、フリーズアローやショックアローでN.G.評価を出すとリセットされる。
    画面上部にはダンスゲージがあり、先の評価が良いものであればゲージは上昇する。悪いものであれば減少する。このゲージが曲が終了した時点で残っていればクリアとなり、先のステージに進める。途中でゲージが空になってしまうと1曲目では曲が終了した時点、2曲目以降ではその場でゲームオーバーとなる。
  6. ステージのプレイが終了した後、結果画面が表示される。
    ステージで得た評価の数、それらから算出したプレイランク、スコア、ステージで出した最高コンボ数が表示される。
    クリアできなかった場合は"E"、それ以上スコアに応じて"D"・"C"・"B"・"A"・"AA"・"AAA"となる。
    MISS評価・N.G.評価を出さなければFULL COMBOとなる。評価によって、以下の4つとなる。
    • FULL COMBO(青):Good評価を出してフルコンボ。
    • FULL COMBO(緑)(PS3版DDRではGREAT FULL COMBO):Good評価を出さずにフルコンボ。
    • PERFECT FULL COMBO:Great!評価・Good評価を出さずにフルコンボ。
    • MARVELOUS FULL COMBO:全てMarvelousの評価を出してフルコンボ。これを出すと、満点(1,000,000点)となる。
    プレミアムプレーで始めた場合、結果画面ではクリアで星1個、フルコンボ達成で星1個、AA以上の評価で星1個と最大で星を3個獲得できる。AAAランクの場合はたとえフルコンボできなくても、無条件で星3個を獲得。
    通常、クリアしたときは「CLEARED」と表示される[注 5]
    スマホ用のeamusementアプリとKONAMI IDを連携している場合、リザルトの表示中にテンキーの「1」を押すことでリザルトをアプリに送信し、そのリザルトをeamusementのアプリに投稿することができる。但し、ゲーム内のリザルトとアプリ内のリザルトはデザインが異なる。
  7. クリアした場合は次のステージを選曲できる。
    先述の要領で選択する。ステージ数、先のプレイ結果に応じて選択できる曲が変化する場合もある。
    先述の獲得した星が設定ステージ数の終了時に9つ集まると、MUSIC PLAYプレイ時に特定の曲も選択することができるEXTRA STAGEに進むことができる。EXTRA STAGEではMISS評価またはN.G.評価を4回出すとゲームオーバー。EXTRA STAGEを一定の成績でクリアすると、さらにENCORE EXTRA STAGEに進むことができる。ENCORE EXTRA STAGEの一部の楽曲では「ATTACK PERFECT FULL COMBO!!」が設定され、GREAT以下の評価を出すとゲームオーバーとなる楽曲も存在する。
  8. 筐体に応じて設定されたステージ数をクリアすると総合結果画面が表示される。
    プレイしたステージごとの難易度・評価・スコアが表示される。
  9. プレイデータ表示
    今回のプレイデータが表示される。
  10. プレイ終了

ゲームシステム

DDRには多数のゲームモード・機能・プレイ時に選択できる難易度・設定項目が存在する。そのいくつかをこの節で説明する。

譜面難度・難易度パラメーター

DDRはBEMANIシリーズでも早い段階から同じ楽曲に難度別で複数の譜面を設定する試みを行っている[注 6]。現在では1曲辺りSINGLE・DOUBLE2つのプレイスタイル、SINGLEには最大5つ、DOUBLEには最大4つの難易度カテゴリが設定されている。主にアーケード版メインシリーズでは以下のような譜面のカテゴリが設定されている。なお基本的に各呼称は、左からDDR A、右に行くに連れ古いバージョンでの呼称、後に行くほど難しい難易度カテゴリとなっている。文中で述べる「難度」とは譜面自体の難度を示す20段階の数値。DDR Aでの難易度の最大値は19である。数字が大きくなるほど高難度であるが、必ずしも全ての楽曲の譜面が譜面のカテゴリ順に難しくなっているとは限らない[注 7]。呼称方法・難易度カテゴリ・難易度数値の上限については#国内アーケード版メインシリーズにおける主要システムの来歴早見表も参照のこと。

BEGINNER(習)
プレイ方法を覚えるためにDDR EXTREMEで新設された新たなる最低難易度カテゴリである。初めて導入されたのは家庭用DDR BEST HITSである。この難易度は標準的には1~4程度に合わせてある難易度。最大は9(SINGLEに6曲のみ)まである[注 8]。譜面の特徴として、『4分音符が中心・踏み方が変わる際には最低1拍の空きがある』『同時踏みは前後もしくは左右』『簡単なフリーズアロー』[注 9]、もともと上級者向けのDOUBLEモードにはBEGINNERは存在しない。
アーケード版DDR EXTREMEとアーケード版DDR SuperNOVAがリリースされるまでの家庭用の作品(一部除く)においては、画面の奥に筐体のモデリングとポリゴンモデルが存在し、踏み方のお手本としてシーケンスに合わせてプレイヤーへの攻略サポートを行っていた。
BASIC(楽) / LIGHT[注 10]
初級者~中級者向けのステップが集められた、基本となる難易度である。この難易度は最小は1から(SINGLEは2から)標準的には3~7程度に合わせてある難易度。最大は13まである。
リズムにおいては4分音符、同時踏みにおいては横・縦向きのものを的確に踏めることがまず主眼になるが、まれに発展的に8分音符や斜め向きの同時踏みも挿入されることがある。16分音符は一部の曲以外には基本的には登場しない[注 9]
HARD
DDR 1stのHARDモードに収録されている曲の中でNORMALモードにも収録されている曲の一部は、NORMAL譜面とBASIC譜面が異なり、少々難度が上がっている。2ndMIX以降のごく一部の楽曲のBASIC譜面はこのHARDのものが採用されている。
DIFFICULT(踊) / STANDARD / TRICK / ANOTHER
中級者向けの、やや難しいステップが収録された難度。DDRMAX~DDR EXTREMEでは標準カテゴリとされていた。4分、8分などがバランスよく配置されており、運動としても程よい量。16分音符は付点8分を組み合わせた4分3連符に類似するリズムを取る際に使用されることは多いが、純粋に16~32分として使用されるケースはテンポが極めて遅い楽曲やストップ譜面の前後、ごく一部の楽曲などを除けば稀である。この難易度は最小は4から、標準的には5~9程度に合わせてある難易度。最大は16まである。
EXPERT(激) / HEAVY / MANIAC
上級者向けのカテゴリとしてSINGLEではDDR Internet Ranking Ver.より、DOUBLEではDDR 3rdMIXより新しく新設された。多くの楽曲にとっては最高難度譜面である。DIFFICULTよりもスピード・体力・テクニック等が要求されるものが多く、大半の曲で譜面内での一息つくインターバル部もほとんどなくなる。16分音符が登場する楽曲が多く、楽曲のフレーズをそのまま踏むポイントもある。この難易度は最小は6から、標準的には10~13程度に合わせてある難易度。最大は18まである。
SSR(STEP STEP REVOLUTION)
DDR 3rdMIXでは「MANIACはダンスなのか?」という疑問からSSR(STEP STEP REVOLUTION)と名称が変更され独立したモードとなったが、次バージョンであるDDR 3rdMIX PLUSで名称がMANIACに戻され独立したモードは廃止された。
SUPER MANIAC
国内版の「Dancing Stage featuring. TRUE KiSS DESTiNATiON」と「Dancing Stage featuring. DREAMS COME TRUE」の2作に設定された上級カテゴリ。当時はMANIACの更に上のカテゴリとされた。どちらの作品もゲーム開始前に特定のコマンドを入力しなければ選べない(コマンドを入力するとMANIAC DOUBLEも解禁される)。
DS feat. TRUE KiSS DESTiNATiONに収録されていた2曲のコナミオリジナル曲については、DDRシリーズに移植される際にSUPER MANIAC用の譜面がDDRでのMANIAC譜面として引き継がれている。
CHALLENGE(鬼)
DDRMAX2で新設された譜面カテゴリ。難度は楽曲によってピンからキリまであり、EXPERTよりも難度が低いという譜面も存在し、つまり「おまけ譜面」といったニュアンスである。その名の通りCHALLENGEモードで使用することを前提として難度をDIFFICULTとEXPERTの中間にしたものもあれば、製作過程でできた第4の譜面という意味、そして先述のSUPER MANIAC同様の「真の最高難度譜面」という意味合いのものもある。なお、DDRMAX2に登場した「CHALLENGE専用楽曲」の譜面や、DDR Xで登場した「ショックアローを搭載した譜面」もここに属する。難易度17・18の譜面が増え、標準的な範囲がEXPERTから若干上がるが、ショックアロー搭載譜面に関しては、BASICやDIFFICULTを基にして作成された譜面もあるため、10位内に収まっていることが多い。DDR X2で難易度19の譜面が公式に初めて登場した。

難易度・難易度選択システムについての補足

  • DDRMAX~DDR EXTREMEまでは英語表記以外に漢字一文字を併記して難易度カテゴリを表示していたこともある。現在もこの漢字一文字で難易度カテゴリの通称として用いることもある。
  • DDR 3rdMIXとDDR 3rdMIX PLUSには簡単なゲームモードとして、SOFTモードというものが存在していた。このモードは新たな譜面が追加された訳ではなく、BASICとANOTHERの各種難易度の譜面から矢印オブジェがいくつか間引かれた譜面で構成されているモードである。3rdMIXでは2ndMIXモードや上級者向けの難易度であるSSRにはこのモードは存在せず、3rdMIX PLUSで対応となった。
  • DDR 2ndMIXまでは、EASYNORMALHARDの各モードが存在した。全楽曲のうち難易度ごとに楽曲を3モードに振り分け、原則最初に選択したモードの中からしか曲を選べないシステムとなっていた[注 11]EASYNORMALモードの楽曲の中から1曲[注 11]をゲームオーバーなしでプレイできるシステムとなっていた。DDR 2ndMIX LINK Versionでは全曲・全難度選択可能となる隠しモードが登場した。
  • このモードによる曲の分類は一部仕様を変えてDDR SuperNOVAで復活している。初心者向けから初期DDRの高難易度曲程度までの比較的簡単な譜面の曲を集めたEASY、低レベルからやや難しい譜面まで、幅広い難易度と豊富な曲数の中から選べるMEDIUM、簡易な譜面から複雑で過酷な譜面の曲まで幅広く取り揃えたDIFFICULTと、この他に全曲選択可能なALL MUSICの4種類のモードが存在した。
  • DDR SuperNOVA2では初心者向けの曲を集めたBEGINNERと、全ての曲がプレイできるSTANDARDに集約された。なお、BEGINNERは1ステージではゲームオーバーにはならず、2ステージまでプレイすることができる(2ステージでライフがなくなるとゲームオーバー)。STANDARDでは1ステージでゲームオーバーになるが、ライフがなくなっても曲の最後までプレイすることができる。
  • DDR X~X3では以上の仕様を踏襲し、初心者向けのモードを、DDR XではSTARTER MODE、DDR X2・X3ではHAPPY MODE、全曲選択できるモードを、DDR XではSTANDARD MODE、DDR X2・X3ではPRO MODEに集約した。一部仕様は異なるものの、STARTER MODEHAPPY MODEではいずれもゲームオーバーにならない仕様となっている。
  • DDR 2013では前述のHAPPY MODEが廃止され、MODE選択画面は無くなった。
  • DDR 3rdMIX PLUSまでは選曲画面に難易度表示に併せて、更なる難易度の表現として以下のような愛称も表記されていた。
    • 難易度1から順に、SIMPLEMODERATEORDINARYSUPERIORMARVELOUSGENUINEPARAMOUNT(DDR 2ndから) / HERO(DDR 1st IR Ver.まで)・EXORBITANTCATASTROPHICとなる。
    • 2nd MIXモードが搭載されたDDR X3 VS 2ndMIXでは難易度7と8を除き愛称が改められ、難易度10に愛称が追加された。
      • 難易度1から順に、BEGINNERAVERAGENOVICEEXPERTPROFESIONALMASTERPARAMOUNTEXORBITANTEVOLUTIONARYREVOLUTIONARYとなる。

スコア

990,000点以上でAAA、890,000点以上990,000点未満でAAとなる。

プレイオプションについて

DDRでは、流れてくるシーケンスに対して様々なオプションを付けてアレンジする事ができる。使用するオプションを適用する際には、コマンド入力または専用の選択画面で行う。搭載されているオプションは作品によって異なるが、以下に、DanceDanceRevolution Aに搭載されているオプションを挙げる[注 12]。バージョンによって異なる箇所については割愛する。

矢印の速度(SPEED)
矢印の流れる速度を通常速度(1倍)から8倍まで0.5倍刻みから選べる。楽曲のBPMによって速度を変更しておく必要がある。
Ver.2014以降ではプレミアムプレー時に限り0.25倍刻みの選択が可能となる。
矢印の動き方(BOOST系)(いずれか一つを使用可)
BOOST…矢印が加速しながら流れてくる。
BRAKE…矢印が減速しながら流れてくる。
WAVE…矢印が波打ちながら流れてくる。
見え方(APPEARANCE)(いずれか一つを使用可)
HIDDEN…矢印が流れる途中で消えてしまう。
SUDDEN…矢印が途中から出現する。
STEALTH…矢印が一切見えなくなる。全ての矢印を暗記しなければならず、SHUFFLEと組み合わせた場合、クリアの可能性は皆無と言ってもいい。
HIDDEN+…X2からの新オプション。beatmania IIDXに搭載されている同名オプションと同じく、途中からレーンカバーが掛かって矢印が見えなくなる[注 13]
SUDDEN+…X2からの新オプション。途中から矢印が見えるようにレーンカバーが掛かる[注 13]
HIDDEN+&SUDDEN+…上記のHIDDEN+とSUDDEN+を併用する[注 13]
回転(TURN系)(いずれか一つを使用可、DOUBLEではMIRRORのみ)
MIRROR…矢印が正規のパターンから180度反転する。SINGLEでは前後(画面上は上下)・左右が入れ替わり、DOUBLEでは更にサイド(1P側か2P側か)も反転する。
LEFT…矢印が正規のパターンから左に90度回転する。
RIGHT…矢印が正規のパターンから右に90度回転する。
SHUFFLE…矢印の上下左右が正規パターンからランダムに入れ替わる。入れ替わり方は1曲プレイする毎に変わる。
ステップゾーン(DARK)(いずれか一つを使用可)
ステップゾーンの表示が消える。したがって矢印の目押しができなくなる。
矢印スクロール(SCROLL系)
NORMAL…矢印が下から上に向かって流れてくる。標準状態。
REVERSE…通常は下から上に向かって流れてくる矢印が、『pop'n music』のように上から下に向かって流れてくるようになる。
矢印の色(ARROW系)(いずれか一つを使用可)
VIVID…矢印の刻む音符の種類によって色分けされる。Ver.2013までは標準ではこのオプションが付いた状態となる。
FLAT…矢印の色が全て同じになる。
RAINBOW…色分けが標準よりもやや鮮明になると共に流れていく中で色が変わらない、『Dance Dance Revolution SOLO』シリーズの矢印マークの色分けと同じ仕様となる。Ver.2014以降は標準ではこのオプションが付いた状態となる。
NOTE…矢印が「4分:赤」「8分:青」「16分:黄」「それ以外:緑」と完全に色分けされて認識しやすくなる。
タイミング別カット(CUT)
CUT1は4分音符を刻む矢印以外が、CUT2は4分音符・8分音符を刻む矢印以外が表示されなくなり、難易度が緩和される場合がある[注 14]
フリーズアロー(FREEZE ARROW)
フリーズアローのON/OFFを選択できる。OFFにするとフリーズアローは最初の拍のみを刻む通常の矢印になり、難易度が緩和される場合がある。
同時踏み(JUMP)
譜面中の2つの矢印を同時に踏む部分(同時踏み)が完全に消え、難易度が緩和される場合がある。
特殊アロー(SPECIAL ARROW)(いずれか一つを使用可)
矢印の図柄を選択できる。DDR Aではe-AMUSEMENTサイトでの変更となった。
NORMAL:初期状態の矢印。
X:「DDR X」で登場した矢印をイメージし、矢印の棒の部分が交差している。
CLASSIC:初期の作品で採用されていた図柄。
MEDIUM:矢印が小さくなる。
SMALL:矢印がかなり小さくなる。
DOT:矢印が極端に小さくなる。
CYBER:矢印の形がサイバー調のものになる。
背景フィルター(SCREEN FILTER)
Xからの新オプションで、矢印が流れてくる部分の背景を暗くする。背景とARROWオプションの組み合わせなどの要因でオブジェが見難くなるのを緩和するためのオプション。暗さはDARK、DARKER、DARKESTの3段階から選択可能。DDR Aではe-AMUSEMENTサイトでの変更となった。
ゲージ(LIFE OPTION)
LIFE4:プレミアムプレー時のみに選択できる。4回MISSまたはN.G.の判定を出すとその場で曲が終了する。これはEXTRA STAGEと同じ状況下でプレイしなければならない。クリアすれば星1個のボーナスがつく。
RISKY:途中で一度でもMISSもしくはN.G.の判定を出すとその場で曲が終了する。ただし、最終ステージ以外は次のステージへ進むことができる(途中でGAME OVERにならない)。すなわち、ENCORE EXTRA STAGEと同じ状況下でプレイしなくてはならない。X2からVer.2013までは「RISKY」のみだった。

EDIT・リンク機能

先述したとおり、DDRにはリンク機能という機能が搭載されている。家庭用ではプレイヤーが譜面を作成しプレイすることができ、PlayStation版およびPlayStation 2版についてはPS用メモリーカードにエディットデータをコピーすることでアーケードに共有することも可能である(ただし一部のアーケード版メインシリーズでは非対応。対応作品については#国内アーケード版メインシリーズにおける主要システムの来歴早見表のリンク機能の列を参照のこと)。一部例外を除き稼働中の筐体内に収録されていない楽曲ではオリジナル譜面を共有できない。他にもこの機能により隠し曲の出現に影響を及ぼす場合もある。現在はUSB端子だが、古いバージョンではPlayStation用メモリーカードスロットが取り付けられていたことがあり、e-AMUSEMENTサービス開始までは主にオリジナル譜面の共有と自分のスコアデータの保存などで使用された。現在、スコアデータの保存などはe-AMUSEMENTサービスに引き継がれている。その他過去には画面上に流れてくる矢印自体を作成するモードで作成した矢印オブジェを使用することができた事もあった。

作成した譜面はメモリーカードに保存することで他のモードで使用することができる。なお、PlayStation 2版の各作品ではEDITモードに入る際にライブラリの確認が行われ、セーブ時にはこのライブラリに保存されることになる。EDIT MODE内にあるLIBRARY MANAGERでPS用データへの出力を行うことができ、これをゲーム機本体のメニュー画面でUSBメモリにコピーすることでアーケードでも使えるようになる。

譜面を作成する際にはまず曲と譜面の種類を指定する。また、この際に実際にゲームで使用されている譜面をコピーすることも可能である。その後矢印を配置していくことになるが、この際に同じタイミングには2つまでしか配置できないと言う制限が存在する[注 15]。 DOUBLEモードのEDITでパネルの横方向の間隔が3枚以上開けて同時押しの矢印を設置した場合、PS版では配置の通り矢印が現れるが、アーケード版では強制的に中央寄りの配置(1P側右、2P側左)に変換される。これは、両脚が極端に離れた矢印を配置することによる股裂き・転倒事故を防止するためのものと考えられる。配置の単位は通常は4分・8分・16分だが、DDR 3rdMIX以降は12分の配置もできるようになった(ただし8分や16分との混在は不可)。

家庭用DDR SuperNOVAでは、曲を流しながらEDITする時正常にスクロールされない現象がおきるが、DDR SuperNOVA2ではそれが軽減されている。また、PS2でEDITモードをプレイする際それがPSのシリーズだと同じような現象がおきる可能性がある。

家庭用とのリンクについて

DDRは家庭用ゲーム機とアーケードのリンク機能を持ったゲームでもあった。DDR 2ndMIX LINK Version以降筐体にPlayStation用のメモリーカードスロットを搭載し、同ハードのメモリーカードを介して成績の記録やエディットデータの使用が可能であった。

以下にアーケード版作品と、それにリンクする領域を持つPlayStation用ソフト、そしてシステムデータに記録される要素を挙げる。

アーケード版バージョン PlayStation用・PlayStation 2用ソフト 仕様など
DDR 2ndMIX LINK Ver. DDR 1st 各曲各譜面の最高得点と、インターネットランキング用のパスワードが記録される。また、特定の曲をアーケードでクリアするとその曲がPlayStationでも解禁となる。
DDR 3rdMIX
DDR 3rdMIX PLUS
DDR 2ndReMIX 譜面ごとの最高得点とNONSTOPモードのユーザー作成コース、一部NONSTOPコースで行われていたインターネットランキングのパスワードが記録される。なお、3rdMIXでもNONSTOPモードのコース作成は可能だが、作成したコースは2ndReMIXのシステムデータに記録される。またシステムとは別のデータで、譜面で流れる矢印をプレイヤー独自の物にする事も可能。
DDR 4thMIX
DDR 4thMIX PLUS
DDR 3rdMIX
DDR 4thMIX
システムデータと別にリンク用のデータを持ち、これにインターネットランキングのパスワードやNONSTOPモードで選曲可能な曲のフラグが記録される。このリンク用データはPocketStation用ツールからも認識され、NONSTOPコース作成に影響する。
DDR 5thMIX DDR 4thMIX
DDR EXTRAMIX
DDR 5thMIX
リンクデータ上に曲ごとの記録やインターネットランキングのパスワードが記録される。
DDRMAX
DDRMAX2
DDR EXTREME
DDR 5thMIX リンクデータ上に曲ごとの記録やインターネットランキングのパスワードが記録される。なお、記録できる曲数が176曲と制限があるため、それ以上の楽曲数が収録されているEXTREMEにおいてすべての曲を記録したい場合は、別途新しくメモリーカードを用意しリンクデータを作成する必要がある。
DDR X
DDR X2
DDR X3
DDR 2013
DDR 2014
DDR X リンク機能がDDR EXTREME以来の搭載。今回からリンクの際に使用する記憶媒体がUSBメモリに変更になった。PlayStation 2のUSB端子に接続したUSBメモリへ書き出したEDITデータを、アーケード版マシンのUSB端子に挿すことで、EDIT譜面をプレイできる。今回はスコア記録機能などはない(その役目は現在e-AMUSEMENTサービスが担っている)。
2013年稼働版にて新規導入された白筐体にはUSBポートが設置されていないため非対応であるが、それ以外の筐体を使用してe-AMUSEMENT上に保存したEDITデータをプレーすること自体は出来る。
DDR A
DDR A20
DDR A20 PLUS
DDR A3
対応作品なし DDR AからEDIT機能が再度なくなったため対応する作品は存在しない。

beatmania IIDXとのリンクについて

その他DDR 2ndMIX CLUB Versionではbeatmania IIDX筐体とリンクし、同じ楽曲を両方の筐体でプレイすることができた。これがきっかけとなり両筐体のリンク機能が非実装になった後にも、DDR・IIDXがお互いの楽曲を移植しあう機会が増えた。DDRにはIIDXの移植曲が非常に多い他、稼働中の筐体のENCORE EXTRA STAGEが全く同じ曲になったこともある。狭義では前述のEDIT・家庭用とのリンクを指すが、広義ではIIDXとのリンクを指すこともある。またこのシステムは後継作品となるGuitarFreaksDrumManiaKEYBOARDMANIAの3作品でマルチセッションGDKとして採用されている。

通常以外のプレイモード

先述したプレイ進行ではアーケード版最新作の通常のゲームプレイ・システムを中心取り上げたが、DDRシリーズではこのほかにも以下のようなプレイモードがある。

NONSTOP(連) / COURSE
コースごとに定められた曲順で、通常のゲージ仕様で規定曲数を通しでプレイする。DDR 3rdMIX・DDR Solo BASS MIX・DDR 4thMIX・DDR EXTREME・DDR SuperNOVA、家庭用ではDDR 2ndReMIX・DDR BEST HITS・DDR おはスタ・DDR Party Collection・DDR FESTIVAL・DDR STRIKEにも存在する(なおSTRIKE以降では鬼と連は同じコースデータを共有し、プレイ時にゲージ形式を選択する)。
  • 曲数はDDR 2ndReMIX・DDR 4thMIX・DDR 4thMIX PLUSでは設定に依存、DDR FESTIVAL・STRIKEはコースごとに異なり、他は4曲。DDR EXTREMEなどでは譜面難易度を1段階上げてプレイすることも可能。
  • DDR Solo BASS MIXのNONSTOP MEGAMIXは仕様が異なり、メドレーとして特定の3曲があらかじめ編集されたものを1編のみプレイする。DDR Solo 2000ではこのモード自体が廃止され、このメドレーは2曲分のロング曲扱いとなった。
  • DDR 3rd・DDR 4thMIX・DDR 4thMIX PLUS・SuperNOVA2以降と、家庭用のDDR BEST HITS・DDR おはスタを除く全作品(DDR 2ndReMIXではプレイヤー作成コースのみ)ではプレイヤーが任意のコースを作成することが可能(アーケードでは家庭用のシステムデータに保存されたコースとなる)。なお、DDR 4thMIX・DDR 4thMIX PLUSではPocketStationに保存したツールを使用することで、SuperNOVA2以降は携帯電話の公式サイトを利用することでいつでもコース作成が可能。
  • 家庭用DDR Disney's RAVEのDJ SELECTIONでは、まず最初にキャラクターを選び、そのキャラクターが担当する曲でコースを構成されている(独自に作成することも可能)という要素がある以外は基本的には同じである。
CHALLENGE(鬼)
DDRMAX2で追加された、コースごとに定められた曲順でプレイしていくモード。GOOD以下の評価を出す(矢印を踏み外す)かフリーズアローの途中で足を離してしまう(N.G.と表示される)とライフを1ポイント失い、ライフが無くなるとゲームオーバーとなる。ライフの初期値及び最大値は4で、曲クリアごとに回復する。
  • 家庭用では20曲までの任意の組み合わせのコースを複数個プレイヤーが独自に作成することができる。
  • DDR STRIKE以降ではプレイスタイル選択後にゲージの種類を選ぶ仕様となっており、ライフ制を選択するとこちらとなる。この3作でのコースはNONSTOP(通常ゲージを選択した場合)と共通。
DDR Xで「COURSE」としてNONSTOPと統合され消滅。
TRAINING
家庭用のモードで、任意の譜面の任意の部分だけという形で練習することができる。練習時に速度を落としたり、タイミングの指標として1拍ごとの音や矢印のタイミングに合わせた手拍子を鳴らすことも可能。
ENDLESS
家庭用DDR 2ndReMIX・DDR 3rdMIX・DDR 4thMIX・DDRMAX2・DDR EXTREME・DDR Party Collection・DDR FESTIVAL・DDR STRIKE・DDR SuperNOVA・DDR SuperNOVA2に存在する、ゲージの続く限りプレイし続けるモード(一部作品にはコースが設定されている物もある)。ゲージがなくなるまでひたすらプレイし続けることになるが、5曲ごとに休憩を取ることができる。
  • DDR STRIKE以降では鬼ゲージ方式のSURVIVALとCOMBO CHALLENGEも存在する。前者はライフ4+曲間回復無し、後者はライフ1。
LESSON
家庭用DDR 3rdMIX~DDR STRIKEに用意されている初心者向けモード。ゲーム中の基本的なステップなどを段階を追って覚えることができる。3つのレベルがあり、各レベルにつき8項目が存在するが、8は1~7を全てクリアした後に登場する、そのレベルの全ての項目を組み込んだ1曲通しの課題である。
TUTORIAL
DDR SuperNOVA・DDR SuperNOVA2に存在。音声でのナビゲーションを交えたインストラクションで操作方法を学びながら楽しめる、初心者向けのモード。説明後一部の曲の中から1曲を選んでBEGINNER譜面をプレイできる。なお、ナビゲーション音声は日本語だが英単語部分のみ英語の発音になる。
DIET / WORKOUT(海外版およびDDRX以降の名称)
家庭用のゲームモードで、プレイにより消費したカロリー数が得点の代わりに表示される。なおDDR FESTIVALとそれ以外で仕様が異なる。
  • DDR FESTIVAL以外では体重と目標データを入力した後、通常のプレイと同様にプレイする。DDR EXTREME以降コースによるプレイも可能になった。
  • DDR FESTIVALではカロリー計算&表示のON/OFFを切り替える場所となっており、ONにすると他のゲームモードでのプレイがカロリー換算され記録されていく。
  • アーケード版DDR SuperNOVA2以降、ではe-AMUSEMENT PASSの読み取り装置についているテンキーで体重を入力する(画面には表示されない)ことによって、プレイした際の消費カロリーが集計される。SuperNOVA2ではSINGLEのみの対応となっていたが、DDR X以降はDOUBLEでも対応するようになった。
EDIT DATA
DDR 4thMIX・DDR EXTRAMIX・DDR FESTIVAL・DDR STRIKEではエディットデータでのプレイが独立したゲームモードとして用意されている(他の作品では曲を選択するときもしくは選択後に譜面選択としてエディットデータを選べる)。
MISSION
DDR FESTIVALに存在する、定められた課題をクリアしていくモード。この名称はFESTIVALの物であるが、家庭用4thMIX/EXTRAMIXのCHALLENGEもこれと同様。課題は3作いずれも計50。
  • 家庭用DDR 4thMIX・DDR EXTRAMIXでは10の課題で1つのレベルを構成し、10個ともクリアすることで次のレベルに進むことができる。レベルはPRACTICE・BASIC・TRICK・MANIAC・EXTRAの5段階。
  • FESTIVALでは課題をクリアするか一定回数プレイするごとに、出現済み課題に隣接する課題を新しく出現させることができる。
DANCE MASTER MODE / STELLA MASTER MODE / HYPER MASTER MODE
それぞれ家庭用DDR STRIKE、家庭用DDR SuperNOVA、家庭用DDR SuperNOVA2に存在。MISSIONモードの進化版で、課題をクリアしていく事によりダンスマスター(またはステラマスター / ハイパーマスター)の称号を目指すと共に、隠し要素の解禁を行う。DANCE~とHYPER~ではいくつかの「エリア」が、STELLA~では「ステラジョイント」が存在し、それぞれの中に含まれる課題をこなしていく事になる。いずれも、条件を満たすと隠しエリアや隠し課題が出現する事がある。
STREET MASTER MODE
家庭用DDR Xに存在。アドベンチャーゲーム風の会話パートと、通常のゲームと同様の課題パートが設定されており、課題をクリアしながら各キャラクター毎のストーリーを進めていくと同時に隠し要素の解禁を行う。
DANCE MAGIC
家庭用のDDR Disney's RAVEに存在する対戦モード。コンボをつなげていくことでゲージをため、対戦相手に攻撃(譜面速度の変更やHIDDEN及びSUDDEN、空白部分などへの矢印オブジェの追加など)をかけることができる。曲が終了した時点でゲージの多い方が勝ち(なお両プレイヤーのゲージはつながっており、ステップ評価に差があった場合いい評価を得た方のゲージが増えていく)。
BATTLE
DDR SuperNOVA~DDR Xに存在。ゲームのルールはDANCE MAGICとほぼ同じで、2人による対戦モードである。途中終了無しに必ず設定曲数が遊べる。家庭用DDR SuperNOVAとアーケード版DDR SuperNOVA2以降では対CPU戦も可能になっている。なお、DDR SuperNOVAではプレイスタイル扱いだったが、SuperNOVA2以降はプレイモード扱いとなっている。
  • DDR Xでは1人プレイの場合はCPUと対戦するようになり、曲単位で負けたら終了するようになった。ただし条件を満たせばEXTRA STAGEが出現するようになった。
TOUCH & STEP
家庭用オリジナルモード。DDR FESTIVAL以降のPS2向け作品に存在。1人プレイ専用。PS2専用カメラユニットのEyeToyを使用して、画面上の決められた位置に手をかざす事により、足だけでなく手も使って踊る。このモード向けの専用譜面も用意されている。

国内アーケード版メインシリーズにおける主要システムの来歴早見表

下の表は国内アーケード版での主要システムの来歴である。作品ごとに細かい変更はあるものの、概ね以下のようになっている。

凡例

  • 作品名は太字の名略記で以下の様に示す。
1st:Dance Dance Revolution(初代) / 1st IR Ver.:Dance Dance Revolution Internet Ranking Version
2nd:Dance Dance Revolution 2ndMIX / 2nd LINK Ver.:Dance Dance Revolution 2ndMIX LINK Version / 2nd CLUB Ver.:Dance Dance Revolution 2ndMIX CLUB Version
3rd:Dance Dance Revolution 3rdMIX / 3rd PLUS:Dance Dance Revolution 3rdMIX PLUS
Solo BASS:Dance Dance Revolution Solo BASS MIX / Solo 2000:Dance Dance Revolution Solo 2000
DS TKD:Dancing Stage featuring TRUE KiSS DESTiNATiON / DS DCT:Dancing Stage featuring DREAMS COME TRUE / DS Disney's:Dancing Stage featuring Disney's RAVE
4th:Dance Dance Revolution 4thMIX / 4th PLUS:Dance Dance Revolution 4thMIX PLUS / 5th:Dance Dance Revolution 5thMIX
MAX:DDRMAX -Dance Dance Revolution 6thMIX- / MAX2:DDRMAX2 -Dance Dance Revolution 7thMIX- / EXTREME:Dance Dance Revolution EXTREME
SuperNOVA:Dance Dance Revolution SuperNOVA / SuperNOVA2:Dance Dance Revolution SuperNOVA2
X:Dance Dance Revolution X / X2:Dance Dance Revolution X2 / X3:Dance Dance Revolution X3 VS 2ndMIX
DDR 2013:Dance Dance Revolution(2013年稼働バージョン) / DDR 2014:Dance Dance Revolution(2014年稼働バージョン)
A: Dance Dance Revolution A / A20: Dance Dance Revolution A20 / A20 PLUS: Dance Dance Revolution A20 PLUS
A3: Dance Dance Revolution A3

  難易度の呼称方法 難易度パラメータ情報 EXTRA STAGE NONSTOP系モード LONG曲 リンク機能[表A 1] e-AMUSEMENT WORK OUT  
BEGINNER BASIC DIFFICULT EXPERT CHALLENGE 難易度数値の上限[表A 2] グルーヴレーダー EXTRA ENCORE EXTRA[表A 3]
1st - BASIC ANOTHER - - 7 - - - - - - - 1st
1st IR Ver. MANIAC 8 1st IR Ver.
2nd - 2nd
2nd LINK Ver. 2nd LINK Ver.
2nd CLUB Ver. 9 [表A 4] 2nd CLUB Ver.
3rd[表A 5] SSR - NONSTOP 3rd
3rd PLUS[表A 5] MANIAC 3rd PLUS
Solo BASS TRICK 8 NONSTOP MEGAMIX[表A 6] - Solo BASS
Solo 2000 - Solo 2000
DS TKD・DCT SUPER MANIAC 10[表A 7] - - DS TKD・DCT
DS Disney's - [表A 8] DS Disney's
4th・4th PLUS 9 NONSTOP - 4th・4th PLUS
5th - 5th
MAX LIGHT(楽) STANDARD(踊) HEAVY(激) 設定なし[表A 9] - MAX
MAX2 CHALLENGE(鬼) 10 鬼(CHALLENGE) MAX2
EXTREME BEGINNER(習) 10[表A 10] [表A 11] 連(NONSTOP)・鬼(CHALLENGE) EXTREME
SuperNOVA BEGINNER BASIC DIFFICULT EXPERT CHALLENGE 10 NONSTOP・CHALLENGE - SuperNOVA
SuperNOVA2 [表A 12] SuperNOVA2
X 20 COURSE・DANCE DRILL Xmix X
X2 BEGINNER
(カンタン[表A 13]
BASIC
(ふつう[表A 13]
[表A 14] - X2
X3[表A 5] COURSE X3
DDR 2013 BEGINNER BASIC - - [表A 15] DDR 2013
DDR 2014 [表A 16] DDR 2014
A BEGINNER(習) BASIC(楽) DIFFICULT(踊) EXPERT(激) CHALLENGE(鬼) - A
A20・A20 PLUS - NONSTOP・
段位認定
A20・A20 PLUS
A3 A3

表内注釈

  1. ^ 要リンクキット。
  2. ^ X以降の作品より難易度数値が10段階から20段階へと細分化されており、同時に難易度の基準も見直されているため、SuperNOVA2以前からの引継曲においては全て新しい基準を元に再設定されている。なお2021年2月現在、難易度の最大値は19であるが、今後難易度20が公式の難易度として登場する可能性もある。現在難易度20はEDIT(ユーザーデータ)のみで設定できる。
  3. ^ SuperNOVA2以前の作品では「ONE MORE EXTRA STAGE」という名称だった。
  4. ^ 『beatmania IIDX』との通信時かつ同時にプレイを開始した場合に限り、IIDX側でEXTRA STAGEに突入すればDDR側も自動的にEXTRA STAGEとなる。
  5. ^ a b c これらの作品にはメインモード以外に2ndMIXモードがある。X3はほぼ2nd当時のまま再現しているが、3rd・3rd PLUSの2ndモードは基本的に3rd・3rd PLUSシステム準拠となる。
  6. ^ Solo BASSでは独立したモードとしてメドレー1編のみプレイ、Solo 2000では2曲分の単独曲扱いになっている。
  7. ^ DSシリーズに限り難易度数値が0.5単位で区切られている。またDDRシリーズとの間に難易度数値の互換性は無く、同じ数値の場合DSの方がDDRよりも難易度は下回る。
  8. ^ プレイ後に取得したパスワードをコナミサイトに登録する事で個人データを閲覧できた。
  9. ^ 難易度の設定はグルーヴレーダーに取って変わられた。
  10. ^ 難易度10の更に上の表現として点滅する10が搭載された。この点滅表示はX2・X3のHAPPY MODE(難易度6~7の曲)でも採用されている。
  11. ^ EXTREMEではBEGINNER (習)のすべて、SuperNOVAではBEGINNERの一部に設定がない。
  12. ^ DOUBLEのカロリー計算はできない。
  13. ^ a b HAPPY MODEにおいて使用される。
  14. ^ 通常のEXTRA STAGE以外に特定の条件を満たすと、選曲画面において通常のカテゴリフォルダ以外にEXTRA STAGE専用のカテゴリフォルダが表示され、そのフォルダ内の楽曲から選択してEXTRA STAGEをプレイすることもできた。さらにこのフォルダ内で特定の条件を満たすと、このフォルダ専用のENCORE EXTRA STAGEに挑戦することができた。
  15. ^ 白筐体ではUSBスロットがないためUSB経由でEDIT DATAを使用することはできない。
  16. ^ X2と同じようにEXTRA STAGE専用のカテゴリフォルダが表示され、そのフォルダ内で特定の条件を満たすと、このフォルダ専用のENCORE EXTRA STAGEに挑戦することができた。ただしX2とは違い、このフォルダ以外ではENCORE EXTRA STAGEへ進出することはできない。

作品リスト

ここでは国内・海外を含めた作品を紹介する。

凡例

  • 作品タイトル欄の太字は作品シリーズのメインタイトルである。
  • 備考欄の太字は作品ごとの新要素などのフィーチャーである。
  • 機種と国は太字の名略記で以下の様に示す。
ACアーケードゲーム DAM:通信カラオケシステムDAM
PS:PlayStation PS2PlayStation 2 PS3PlayStation 3 Xbox:Xbox X360Xbox 360
WiiWii GCニンテンドーゲームキューブ N64NINTENDO64 GBCゲームボーイカラー GBAゲームボーイアドバンス
DCドリームキャスト PCパーソナルコンピュータ iOSiOSiPod touch/iPhone
Windows MobileWindows Mobile Android:Android
JP日本 USアメリカ EUヨーロッパ KR韓国 HK香港 TW台湾

アーケード版メインシリーズ

作品タイトル 機種 リリース
(西暦)
備考
Dance Dance Revolution (初代) AC JP 1998年9月26日 BEMANIシリーズ第3弾として登場した最初のDDR。サンプルバージョンとしての位置付け。搭載基板はシステム573を拡張したものを使用。後のDDR 1st IR Ver.と比較してモードや収録曲数が少なく、プレイ画面の演出も多少異なる(踏んだ矢印が消えない等)。これのせいか、BGMと矢印の動きも少しずれており、タイミングよく踏んだと思ってもそうでない場合もある。2013年稼働版も同一タイトルであるため、この作品を「初代DDR」「DDR 1st」として表記することがある。
Dance Dance Revolution Internet Ranking Version 1998年11月18日 正式バージョンとして初のDDR。2曲のコナミオリジナル曲を追加、SINGLEにMANIACが、DOUBLEにはANOTHERが追加された。また、インターネットランキングもこのバージョンから開始された。また、「GREAT!」以上で踏んだ矢印が消えるようになって、評価が分かりやすくなった。このバージョンの基本的なシステムが、4thMIX PLUSまで踏襲されることになる。
Dance Dance Revolution 2ndMIX 1999年1月29日 収録曲32曲になった初のメジャーバージョンアップ。ランダムディスクSTEP BATTLEといった要素が追加された。
Dance Dance Revolution 2ndMIX LINK VERSION 1999年4月28日 DDR 2ndMIXにPlayStation版DDRとのメモリーカードによるリンク機能が搭載されたバージョン。エディットデータの使用、オールミュージックモードが追加。このモードに限り難度を曲ごとに選択可能に。また家庭用新曲も追加。
Dance Dance Revolution 2ndMIX CLUB VERSION 1999年5月6日 正式タイトルは「Dance Dance Revolution 2ndMIX with beatmaniaIIDX CLUB VERSION」。DDR 2ndMIX LINK Ver.にクラブキットという追加キットを用いて『beatmania IIDX』筐体とリンクすることで、同筐体の曲を使用して協力プレイできるようになった2ndMIX。クラブプレイ時に選択できる譜面はBASICのみ、曲も制限されている。
Dance Dance Revolution 2ndMIX CLUB VERSION 2 1999年7月27日 正式タイトルは「Dance Dance Revolution 2ndMIX AND beatmaniaIIDX substream CLUB VERSION 2」。クラブプレイ時のルールをゲージ共有型に変更、譜面やプレイ可能曲数の増加、IIDX側によるエキスパートモードを追加。BPMが変化する楽曲・難易度9が初登場。IIDX側の対応バージョンはsubstreamおよび2nd style。
Dancing Stage featuring TRUE KiSS DESTiNATiON 1999年7月27日 小室哲哉吉田麻美のユニットをフィーチャリングした「Dancing Stage」の第1作。各曲専用のムービーが収録されたり、矢印の柄が難易度ごとに異なるなど、DDRとの違いを強調したつくりになっていた。なお、タイトル画面でコマンドを入力することによりプレイする事ができるSUPER MANIACが登場。次作のDancing Stage featuring DREAMS COME TRUEにも採用される。
Dance Dance Revolution Solo BASS MIX 1999年8月19日 一人用・6パネルの専用筐体を用意したDDRの外伝シリーズ。通信対戦/協力プレイ機能やNONSTOP MEGAMIXモードを搭載した。楽曲は大半が『Dancemania BASS』シリーズより選曲されているほか、画面のレイアウトもメインシリーズとは大きく異なっている。搭載基板は初代DDRと同様(システム573)。
Dance Dance Revolution 3rdMIX 1999年10月30日 3つ目のメジャーバージョン。MANIACモードはSTEP STEP REVOLUTION(SSR)モードとして独立、DOUBLEにも追加された。DDR 2ndMIXの楽曲もDDR 2ndMIXモードに切り替えることでプレイできる。また、新たにUNISONモードNONSTOPモード歌詞表示が追加。なお、エディットデータの形式がDDR 2ndMIX LINK Ver.から変更されている。このバージョンからデジタルサウンド拡張基板を増設したシステム573に仕様変更された。なおこの基板はEXTREMEまで継続使用されていくことになった。(その為、現在でも稼働しているDDR EXTREMEは仕様上、基板の耐久力に限界が来ているものもある。)
Dance Dance Revolution Solo 2000 1999年12月16日 DDR Soloシリーズの2作目。フットパネル部分をステージに載せ改良、プレイ時にパネル数を選択できるほか、ステージの進行にチップ制度を採用した。また、Dancing Stage featuring TRUE KiSS DESTiNATiONのコナミオリジナル曲2曲と家庭用2ndReMIXからの新曲を追加。こちらもDDR 3rdMIX同様デジタルサウンド対応システム573へ変更。
Dancing Stage featuring DREAMS COME TRUE 1999年12月25日 国内で有名なドリームズ・カム・トゥルーをフィーチャーしたDancing Stage第2作。基本的な部分は第1作と同じだが、コナミオリジナル曲はない。また、矢印の絵柄が5種類(隠しコマンドにより15種類)から選べる。
Dance Dance Revolution 3rdMIX PLUS 2000年6月21日 DDR 3rdMIXのマイナーバージョンアップ。初めてDancemaniaの楽曲以外に、韓国のダンスミュージックを採用。またSSRモードは廃止、MANIACとなって従来の難度選択の形をとるようになった。更に、家庭用DDR 2ndReMIXからの移植曲・家庭用DDR 3rdMIXからの新曲追加・DDR 4thMIXのDancemania楽曲を数曲先行収録。初めて過去の収録曲の中で削除された曲が出た作品である。DDR 3rdMIXモードはSSRがMANIACに統合され、2ndMIXモードはDDR 2ndReMIXからの移植曲も追加されている(ただしこちらではDOUBLE MANIACが仕様上プレイできない)。
Dance Dance Revolution 4thMIX 2000年8月24日 Soloシリーズと統合したバージョン。これにより、大量の譜面が追加された(DDR 2ndMIXまでの楽曲のDOUBLE MANIAC譜面、メインシリーズの曲の6PANEL譜面、DDR Soloシリーズの曲のDOUBLE譜面、BATTLE譜面)。選曲方法にジャンルセレクトシステムを採用。メインモードのほかに、他メディアとの連携機能を統合したリンクモードを用意。beatmaniaIIDXより数曲が移植される(DDR 4thMIX PLUS/DDR 5thMIX及びDDRMAX2以降も同様)。
Dancing Stage featuring Disney's RAVE 2000年11月30日 エイベックスのディズニーをフィーチャリングしたクラブミュージックを収録したDDR。同時リリースされたPlayStation版ではDDRシリーズ扱い。結果表示画面ではPS版のダイエットモードのような計測結果が表示され、表示されたパスワードをコナミのサイトに送ることで個人の累計データを見ることができた。
Dance Dance Revolution 4thMIX PLUS 2000年12月28日 オールミュージックモードが追加。また、新曲が幾つか追加されたほか、幾つかのMANIAC譜面に修正が行われた。『Dancing Stage featuring TRUE KiSS DESTiNATiON』で登場したコナミオリジナル曲は元の4thMIXでは収録されず、このバージョンでDDRメインストリーム初登場となった。

Solo筐体バージョンは本作が最終作となる。

Dance Dance Revolution 5thMIX 2001年5月2日 デフォルトで全曲セレクトができるようになった初のシリーズである。3分程度の長さのロングバージョン曲や、プレイヤーから募ったオーディション企画による楽曲が収録されている。また、曲中で譜面が停止するトラップが初登場したのも本作。また、以後の作品における選曲画面のひな形ができたのも本作である。

DDR 1stからDDR 3rdMIX PLUSまでに収録されていた大半の収録曲が削除。また、NONSTOPモードが廃止された。beatmaniaIIDXからの移植曲の他、Dance ManiaXより数曲が移植される。

DDRMAX -Dance Dance Revolution 6thMIX- 2001年11月24日 フリーズアロー、新難度表示システム、グルーブレーダー搭載、エクストラステージの再採用と新フィーチャーを多数追加し、過去の楽曲を全て削除した上で新タイトルとリニューアルを図った作品である。また、以後のシリーズで「難度10」に値する曲が最初に出たシリーズでもある。その他、家庭用DDR 4thMIX/DDR EXTRAMIX/DDR 5thMIXの家庭用からの楽曲をアーケード版初収録。
DDRMAX2 -Dance Dance Revolution 7thMIX- 2002年5月1日 人気投票により過去のコナミオリジナル曲が選抜の上復活した。最上級者用モードとしてCHALLENGE(鬼)モードが追加された。また、DDRMAXで削除された難易度数値表示が再採用され事にあわせて難易度10が初登場。
Dance Dance Revolution EXTREME 2002年12月25日 Dancemaniaからのライセンス曲を中心とした過去曲を大幅に追加、さらに他のBEMANIシリーズの人気曲及び、家庭用DDRMAX/DDRMAX2の新曲を収録した。また、NONSTOPモードの復活や、LIGHT譜面より易しい入門者向けのBEGINNERモード点滅する難易度10を追加。しかし「DDRMAX」導入の前後から陰りを見せていた人気は、その低迷に歯止めが効かず、本作品を以って一旦開発が打ち切られることとなった。

この世代までリリースされた筐体バージョンはすべて「旧旧筐体」と呼ばれる。

Dance Dance Revolution SuperNOVA
Dancing Stage SuperNOVA
JP
US
EU
2006年7月12日
2006年5月
2006年4月
日本では約3年半、北米では約5年ぶりとなるアーケード版新作である。欧州のみDancing Stage~、他はDance Dance Revolution~のタイトルでリリース。日・米・欧・アジアでの世界同時展開となり、グローバルインターネットランキングを実施。システム基板を変更し、全300曲以上の収録曲など大幅にパワーアップ。国内版と一部のアジア版(台湾・香港など)は本作からe-AMUSEMENTに対応。家庭用DDR EXTREME/DDR PartyCollection/DDR Festival/DDR STRIKEからも一部を除く大半の新曲が移植された。以降、家庭用移植の際の新曲が次回作に移植されるようになる。しかし、その一方でEXTREMEに収録されていた版権曲がごく一部を除き削除された。

この世代から新規で購入した筐体は赤色の塗装となっており、「旧新筐体」と呼ばれる。もちろん「旧旧筐体」もバージョンアップ可能。

Dance Dance Revolution SuperNOVA2 JP
US
2007年8月22日
2008年1月18日
新曲の追加に加え、アーケード版としてはDisney's RAVE以来となる消費カロリー計算機能(WORKOUT)を搭載、BEMANI機種同様にプレイヤーのやり込み具合に応じて追加要素を解禁するなどシステム面も強化された。また、海外でのe-AMUSEMENT対応もより充実し、アジアの他に新たに北米でもオンライン対応となった。アーケード版のメインシリーズにおいて、初めて邦楽の版権曲が収録されたバージョンでもある。
Dance Dance Revolution X JP
US
EU
2008年12月24日
2009年6月3日
2009年6月9日
新システム基板、新デザイン筐体(「新筐体」または「X筐体」と呼ばれる)の投入や、リンク機能の復活(USBメモリを使用)、新曲や新モードの充実、当シリーズ初の液晶ディスプレイ搭載などシリーズ10周年を飾る作品。本作より欧州でもタイトルが"DDR"となり、世界共通タイトルとなる。今作では50曲以上ものコナミオリジナル過去曲が削除された(逆に版権曲は全生存)。一方、初期のDancemania版権4曲が「2008 X-Edit」として再編集されて収録された。今作より難易度数値が10段階から20段階へと細分化される(使用されたのは18まで)。
Dance Dance Revolution X2 JP
US
EU
2010年7月7日
2010年12月31日
2011年5月13日
選曲画面が一新され、コナミの電子マネーPASELIにBEMANIシリーズとしては初めて対応。新曲は70曲以上収録。Xに続き今作も初期のDancemania版権曲4曲が再編集・新譜面で収録。また、邦楽・アニメソングなどが大量追加され、beatmaniaIIDXからの移植曲もこれまで以上に増加したが、SuperNOVA2以前の版権曲は一部を除きすべて削除されている。またメインのモードと別にビギナー向けのモードが設定された一方で、ヘビーユーザー向けのモードやイベントも更に拡充されている。難易度19が初登場。
Dance Dance Revolution X3 VS 2ndMIX JP 2011年11月16日 新規購入店舗にて11月16日に先行稼働が順次開始され、既存店舗は11月30日に稼働開始。当初は「X3」として2011年6月よりロケテストを実施していたが、2011年6月30日に明らかにされた概要で、シリーズ2作目である「DDR 2ndMIX」がプレイモードとして収録されることになり、タイトルも「X3 VS 2ndMIX」となった[注 16]。上述のように前作は邦楽やアニメソングの大量追加があったものの、今作は逆にコナミオリジナル曲の大量追加・2ndMIX収録版権曲の復活で新規版権楽曲はごく少数にとどまった。
2ndMIXモードは当時の「DDR 2ndMIX」のシステムやデザインを忠実に再現しているが、グラフィックの動きや滑らかさなどは現在の仕様に準拠され高画質になっている。
Dance Dance Revolution JP
KR
2013年3月14日 新規導入店舗にて3月14日より先行稼働が開始され、既存店舗では3月21日より稼働開始。ロケテストは2012年10月より行われていた。タイトルからナンバリングやサブタイトルを撤廃し、新しい『Dance Dance Revolution』として稼働。本作では稼働後に年間を通じて定期的にアップデートにより楽曲追加などを行う予定である。
『X』以来となる新型筐体も導入された。新筐体は『Dance Evolution ARCADE』を彷彿とさせる白を基調としたデザインになっている。
2014年5月12日には大幅バージョンアップが施されて選曲画面がGITADORAに準じた画面となり、足マークが廃止となる。消費カロリーの目安となる食べ物の表示も行われる。
初代と同一タイトルであるため、この作品の初期版を「DDR 2013」、2014年のバージョンアップ版を「DDR 2014」として表記することがある。
Dance Dance Revolution A JP
KR
US
2016年3月30日
2016年4月4日
2016年7月6日
シリーズ15作目。「A」は「エース」と読む。JAEPO2016にて稼働が発表された。選曲画面が一新されている。
Dance Dance Revolution A20 JP 2019年3月20日 シリーズ16作目で、20周年を記念した最新作。「A20」は「エースツーオー」と読み、ロゴは金色で表示。金色を基調とした新筐体「20th anniversary model」にて先行稼働開始したが、A以前の既存旧筐体のへのアップデートは2019年7月24日に行われた。旧筐体では青色ロゴで表示される。
JP
KR
US
2019年7月24日
2019年8月1日
2019年9月24日
Dance Dance Revolution A20 PLUS JP 2020年7月1日 シリーズ17作目。
JP
KR
US
2020年7月6日
Dance Dance Revolution A3 JP 2022年3月17日 シリーズ18作目。
JP
KR
2022年6月22日
Dance Dance Revolution USA US 2001年 26曲収録したUSA仕様のDDR。現地の流行に沿った選曲がなされている。
Dancing Stage EU 1999年1月 ヨーロッパ版のDDRシリーズの第1作。日本版2ndMIXシステムをベースに、日本版の初代と2ndMIXから選抜した楽曲を収録している。
Dancing Stage EuroMIX 2000年8月 ヨーロッパ版のDDRシリーズの第2作。日本版DDR 3rdMIXをベースに、Universalレーベルの楽曲を追加している。
Dancing Stage EuroMIX2 2002年8月 ヨーロッパ版のDDRシリーズの第3作。日本版DDRMAX2を欧州チューニングしたもの。なお、鬼モードは撤廃されている。
Dancing Stage Fusion 2005年 欧州版アーケード版DDRの続編。PS2版同タイトルの移植版。
Dance Dance Revolution 3rdMIX ver Korea KR 2000年4月1日 韓国版DDR 3rdMIX。日本版3rdMIXをベースに、韓国のダンスミュージックが7曲追加されている。この7曲は後に日本版3rdMIX PLUSへ収録された。
Dance Dance Revolution 3rdMIX ver Korea 2 2000年5月1日 上記のマイナーバージョンアップ。韓国曲がさらに9曲追加されている(日本版には未収録)。

家庭用(国内でリリースされた作品)

PS1版の作品はコピーガード(レッドハンドプロテクト)にかなり厳しい処置が施されている。

作品タイトル 機種 リリース
(西暦)
備考
Dance Dance Revolution PS JP 1999年4月10日 アーケード版のインターネットランキングバージョンをベースに独自のアレンジモード、リンク対応のエディットや隠し曲条件を搭載した作品。アーケード版DDR 2ndMIXよりの移植曲も数曲追加。シリーズ唯一、最初からEDITモードが出現していなかった作品でもある。国内累計出荷本数は127万本[14]
Dance Dance Revolution 2ndReMIX  1999年8月26日 アーケード版のDDR 2ndMIX LINK Ver.をベースに、数々の隠しフィーチャーや仕様を取り入れた。今作から初めからEDITモードを使用できるようになった。ディスクチェンジによりPS版DDR 1stの楽曲を2ndReMIXのレギュレーションでプレイできる。また、家庭用作品で初めて曲中でBPMが変化する楽曲が収録された。初代の隠し要素を強制出現させるユーザーサポート機能と、PS版DDR 1stおよび本作の収録曲におけるエディットデータに対するDDR 2ndMIX LINK Ver.用とDDR 3rdMIX以降用の形式変換機能、アーケード版DDR 3rdMIX系列用の矢印エディット機能を搭載している。また、アーケード版DDR 3rdMIXより2曲が先行収録されている。
Dance Dance Revolution 2ndReMIX APPEND CLUB VERSION vol.1 1999年11月25日 アーケード版のDDR 2nd CLUB Ver. 2の再現をするアペンドディスク。beatmaniaIIDX筐体から録音された音源とDDR 2nd CLUB Ver.の譜面でプレイする。

プレイする際はDDR 2ndReMIXかDDR 3rdMIXが必要。

Dancing Stage featuring TRUE KiSS DESTiNATiON 1999年12月9日 アーケード版Dancing Stage第1作の移植。オリジナルモードとしてFREE DANCE MODEが搭載されている。
Dance Dance Revolution 2ndReMIX APPEND CLUB VERSION vol.2 1999年12月22日 楽曲以外はvol.1と変わらないが、vol.1にくらべて「隠し曲」的な色合いの濃いものが集められている。vol.1収録曲の別バージョンも収録。

プレイする際はDDR 2ndReMIXかDDR 3rdMIXが必要。

Dancing Stage featuring DREAMS COME TRUE 2000年4月20日 アーケード版Dancing Stage第2作の移植。同時期に発売されたドリームズ・カム・トゥルーのベストアルバム「The SOUL」とタイアップしており、同アルバムのCDをアペンドディスクとして使用できるようになっている。
Dance Dance Revolution 3rdMIX 2000年6月1日 アーケード版のDDR 3rdMIXをベースに家庭用チューニングした作品。過去のコナミオリジナル曲が隠し曲として復刻収録されている。ダイエットモードもこのバージョンから搭載。なお、このバージョンからアーケード版のサウンドの形式の変更に伴い、曲のファイル形式がCDDAではなくなる(CDプレーヤーなどで楽曲音源を再生することができない)。DDR 1st/DDR 2ndReMIX/DDR APPEND CLUB VERSION2作のユーザーサポートあり。3拍子の曲が初登場した作品でもある。アーケード版DDR 4thMIXからの先行収録曲あり。
おはスタ Dance Dance Revolution 2000年9月14日 当時の子供向けテレビ番組おはスタをフィーチャーしたDDR。おはスタ出演者が歌う楽曲のほかにコナミオリジナル曲4曲(内新曲1曲)を含めた12曲が収録されている。独自の要素としてカードをコレクションするおはコレクションモードがある。なおDOUBLE譜面は各曲1つだけである。
Dance Dance Revolution Disney's RAVE 2000年11月30日 同時リリースした「Dancing Stage featuring Disney's RAVE」の移植。家庭用独自の要素としてDJセレクションモード、対戦形式のダンスマジックを搭載。
Dance Dance Revolution BEST HITS 2000年12月21日 DDR 1stから3rdMIXまでの人気曲29曲を収めたベスト盤。システムはDDR 3rdMIX。家庭用では本作で初めてビギナーモードが登場した。なお、本作ではシステムデータを使用したアーケード版とのリンク機能はなく、作成したEDITデータのみリンク可能となっている。
Dance Dance Revolution 4thMIX 2001年3月15日 アーケード版4thMIXの移植。通常筐体版(1人-2人用・4/8パネル)とSolo筐体版(1人用・4/6パネル)の両方のシステムを収録している。特殊な課題をクリアしていくドリル形式のチャレンジモードが搭載された。アーケード版DDR 5thMIXよりの先行収録あり。
Dance Dance Revolution EXTRAMIX 2001年6月7日 アーケード版DDR 4thMIX PLUS、及びDDR Solo2000に収録された楽曲を収録。システム等は家庭用DDR 4thMIXに準ずる。その他、過去の曲のMANIAC DOUBLEをはじめとする未収録譜面をエディット譜面として保存できるデータバンクモードを搭載。アーケード版DDR 5thMIXよりの先行収録あり。
Dance Dance Revolution 5thMIX 2001年10月26日 アーケード版DDR 5thMIXを移植。一般ユーザー等からデータバンクのデータを募集し、3771譜面を収録。また、DDR 5thMIX~DDR EXTREMEにリンク対応するリンクファイル管理ソフトとしての側面を持つ。DDR 4th/DDR EXTRAMIXのユーザーサポートあり。
DDRMAX -Dance Dance Revolution 6thMIX- PS2 2002年6月20日 アーケード版DDRMAXを新曲2曲を加え忠実に移植。プラットホームをPlayStation 2にした初めての作品。
DDRMAX2 -Dance Dance Revolution 7thMIX- 2003年5月29日 アーケード版DDRMAX2の移植。過去の楽曲も一部復刻して収録されている。アーケード版同様にCHALLENGE(鬼)モードも搭載しているが、コース内容は異なる。DDRMAXのユーザーサポートあり。アーケード版DDR EXTREMEからの先行収録あり。
Dance Dance Revolution EXTREME 2003年11月13日 アーケード版EXTREMEの移植。収録曲は100曲以上。ダイエットモードにもコースプレイが追加された。DDRMAX/DDRMAX2のユーザーサポートあり。そのボリュームなどから現在でも評価が高く、出荷も少ないため、中古市場では定価以上の価格で扱われていることも。
Dance Dance Revolution Party Collection 2003年12月11日 EXTREMEまでの人気曲を厳選し復刻したベスト盤的な作品。システムはDDR EXTREMEのそれに準じている。専用コントローラとのセット「ビギナーズパック」があることからエントリーモデルの面も伺える。DDRMAX/DDRMAX2/DDR EXTREMEのユーザーサポートあり。
DDR FESTIVAL -Dance Dance Revolution- 2004年11月18日 アニメ主題歌やJ-POP等を含む60曲以上を収録。EyeToyカメラに対応した多数のミニゲームが入り、パーティーゲームとしての面も強化された。システムはUSA版「DDR EXTREME」、EU版「DS Fusion」と共通。DDR Party Collectionのユーザーサポートあり。
Dance Dance Revolution STR!KE(STRIKE) 2006年2月16日 米国版「DDR EXTREME2」の楽曲などを日本向けにローカライズしたバージョン。収録曲は全曲新曲で、DDR UltraMIX2からの選曲も。他の家庭用BEMANIシリーズとの連動(隠し曲の早期出現)もある。EyeToyカメラにも対応。DDR Festivalのユーザーサポートあり。
Dance Dance Revolution SuperNOVA 2007年1月25日 アーケード版同タイトルの移植。先行した北米版と同じくステラマスターモード等のオリジナル要素を搭載。家庭用オリジナル新曲を含む全84曲収録。EyeToyカメラ対応。
Dance Dance Revolution SuperNOVA2 2008年2月21日 アーケード版同タイトルの移植。
Dance Dance Revolution X 2009年1月29日 シリーズ10周年記念作品。アーケード版同タイトルの移植で、アーケード版とほぼ同時リリース。USBメモリを介したアーケード版とのリンクに対応。8人同時プレイのPARTY ZONEなどを新搭載。
Dance Dance Revolution ディズニーダンシングミュージアム N64 2000年11月30日 子供向けに開発されたディズニーキャラや楽曲を全面に出したDDR。同時期に登場した「DDR Disney's Rave」とは別内容。独自のモードとして楽器パートの存在するセッションモードが存在する。
Dance Dance Revolution with MARIO
Dance Dance Revolution Mario Mix
GC JP
US
2005年7月14日
2005年10月24日
任天堂とコラボレートし(これが唯一の作品)、マリオなどのキャラクターたちが出演するDDR。開発はコナミで発売元は任天堂。ストーリーにそってダンス対決をする「ストーリーモード」が特徴。楽曲は任天堂のゲームの曲や童謡、クラシックから選曲されている。「甲羅」や「テレサ」などのギミックや、ミニゲームも豊富。GC用専用コントローラ同梱。『Mario Mix』は北米版で内容は日本版と同じ。
Dance Dance Revolution HOTTEST PARTY Wii 2007年10月25日
2007年9月25日
Wii専用マットコントローラ同梱。DDR with MARIO/DDR Mario Mixで使用されたGC用専用コントローラも使用することができるため非同梱版もある。そこにWiiリモコンを振る動作を加えた操作体系である。
ダンスダンスレボリューション フルフル♪パーティー JP 2008年12月18日 Wii版DDR第2弾。北米版「DDR HOTTEST PARTY2」の日本版。北米版とは収録曲が一部異なる(邦楽ライセンス曲の収録など)。
Dance Dance Revolution MUSIC FIT 2010年1月28日 Wii版DDR3弾。北米版「DDR HOTTEST PARTY3」の日本版。北米版とは収録曲が異なる(邦楽ライセンス曲の収録など)。バランスWiiボードに対応。
Dance Dance Revolution 2ndMIX Dreamcast Edition DC 2000年2月17日 PS版DDR 1st、DDR 2ndMIXを統合、さらにDCのスペックを生かしたフィーチャーを追加したバージョン。ただしアーケードとのリンク機能はない。アーケード版3rdMIXよりの逆移植曲あり。
Dance Dance Revolution CLUB VERSION Dreamcast Edition 2000年4月27日 PS版のクラブバージョン2作を統合。その他はDC版2ndMIXと同様。なお、アペンドディスクではないので、このソフト単体で遊ぶことかできる。
DanceDanceRevolution V PC 2020年4月14日 - 2021年8月24日 オープンアルファテストのみの名前であり、期間限定で無料で配信されていた。
Dance Dance Revolution Grand Prix 2021年11月8日 PC版DDR。デフォルトの曲のほかにキャラクターデータをダウンロードすることで増やすことができる[15]。以前はA20 Plusベースだったが、現在はA3ベースとなっている。

家庭用(海外のみでリリースされた作品)

作品タイトル 機種 リリース
(西暦)
備考
Dance Dance Revolution PS US 不明 DDR 3rdMIXシステムの米国版シリーズ第1弾。25曲収録。ダイエットモードはWORKOUTモードとして収録。
Dance Dance Revolution PC 不明 DDR 4thMIXベースのPC版DDR。デフォルトの曲のほかにキャラクターデータをダウンロードすることで増やすことができる。
Dance Dance Revolution Disney MIX PS 不明 国内版DS Disney's RAVEの移植。国内版には無いMANIAC譜面が収録されている。また、国内版から一部の楽曲が削除された代わりにコナミオリジナル楽曲が収録されている。
Dance Dance Revolution KONAMIX 2002年5月 国内版家庭用5thMIXまでのコナミオリジナル曲から選抜された52曲の収録されているバージョン。4thMIXシステム。
DDRMAX Dance Dance Revolution PS2 2002年12月 その名の通りDDRMAXの移植だが、国内版と異なり(国内にとっては)過去の曲や、US版オリジナルの曲も多数収録。更に鬼モードも搭載。
DDRMAX2 Dance Dance Revolution 2003年9月24日 DDRMAX2の移植。こちらも楽曲内容はかなり米国ならではの仕様に仕上がっている。以前のシリーズとリンク機能がある。
Dance Dance Revolution EXTREME 2004年9月24日 タイトルこそ国内版と同じだが、システムはJP版「DDR FESTIVAL」及びEU版「DS Fusion」と共通。収録曲も独自の選曲で、EyeToyカメラにも対応。
Dance Dance Revolution EXTREME2 2005年9月27日 米国版DDR EXTREMEの続編として発売。ミッションモードを発展させたダンスマスターモードや、ポイントによる追加楽曲購入システムが特徴。オンライン対戦(2006年9月12日サービス終了)やEyeToyカメラにも対応。
Dance Dance Revolution SuperNOVA 2006年9月26日 アーケード版同タイトルの移植。ただし収録曲はライセンス曲を中心に一部アーケード版と異なる。ゲームシステムは前作EXTREME2に準じる部分が多いが、大きな違いとして、ダンスマスターモードが更にアレンジされステラマスターモードとなった。EyeToyやオンライン対戦に対応。
Dance Dance Revolution SuperNOVA2 2007年9月25日 アーケード版同タイトルの移植。EyeToyとオンライン対戦に前作に引き続き対応。
Dance Dance Revolution X 2008年9月16日 アーケード版に先駆けて発売された10周年記念作。北米向け家庭用シリーズでは珍しく、アーケード版同タイトルをほぼ完全に移植した内容。
Dance Dance Revolution X2 2009年10月27日 DDR Xの続編。マルチプラットフォーム展開がより意識され、多機種作品とタイトルロゴの共通化、一部収録曲の共通化などが実施されている。ゲームシステムはXに準ずる。
Dancing Stage EuroMIX PS EU 不明 欧州版家庭用DDR 3rdMIX。アーケード版の同タイトルに収録されていたユニバーサルの版権曲も収録されている。
Dancing Stage Party Edition 2002年11月22日 欧州版家庭用DDR 5thMIX。システムは4thMIX準拠。
Dancing Stage Disney MIX 不明 国内版DS Disney's RAVEの移植。US版同様国内版から一部の楽曲が削除された代わりにコナミオリジナル楽曲が収録されている。
Dancing Stage Megamix PS2 2003年5月30日 欧州版家庭用DDRMAX2。
Dancing Stage Fever PS
PS2
2003年10月 欧州版家庭用オリジナルソフト。システムはPS1がDDR 4thMIX準拠でPS2がDDRMAX2準拠。
Dancing Stage Fusion 2004年10月 欧州版家庭用DDRの続編。PS2版はJP版「DDR FESTIVAL」及びUSA版「DDR EXTREME」と共通のシステムで、EyeToyカメラに対応。
Dancing Stage Max PS2 2005年11月25日 北米版"DDR EXTREME2"を欧州向けにローカライズした作品。前作に引き続きEyeToyカメラに対応。
Dancing Stage SuperNOVA 2007年4月 アーケード版同タイトルの移植。本作もEyeToyカメラに対応。
Dance Dance Revolution HOTTEST PARTY 2 Wii US 2008年9月16日
Wii版DDR第2弾。前作に引き続きWiiリモコンやヌンチャクを使ったり、多人数プレイに対応。Miiをダンサーにする事もできるようになった。
Dance Dance Revolution HOTTEST PARTY 3 2009年10月27日
Wii版DDR第3弾。バランスWiiボードに対応している。収録曲はPS2版X2と一部共通化されている。
Dance Dance Revolution ULTRAMIX Xbox 2003年11月18日 数多くの曲を収録して独自の味付けをしたXbox版DDR。4人対戦も可能。またXbox LIVEに対応しており、追加曲のダウンロードサービスが行われている。
Dance Dance Revolution ULTRAMIX2 2004年11月18日 北米オリジナルのXbox版DDR第2弾。1人で16枚のパネルを使うQUAD MODEなどを新搭載。Xbox LIVEでの楽曲配信も引き続き行われる。
Dance Dance Revolution ULTRAMIX3 2005年11月 北米オリジナルバージョンの第3弾。前作同様、Xbox LIVEを用いた楽曲配信などが特徴。
Dance Dance Revolution ULTRAMIX4 2006年11月14日 北米オリジナルバージョン第4弾。65曲以上収録。家庭用オリジナルモードやオンライン機能が充実している。
Dancing Stage Unleashed EU 2004年3月12日 北米版DDR ULTRAMIXをベースにしたバージョン。Xbox LIVEによるオンライン対戦や曲配信に対応。
Dancing Stage Unleashed2 2005年5月13日 北米版DDR ULTRAMIX2をベースにしたバージョン。引き続きXbox LIVEによるオンライン対戦や曲配信に対応。
Dancing Stage Unleashed3 2006年3月17日 北米版DDR ULTRAMIX3をベースにしたバージョン。引き続きXbox LIVEによるオンライン対戦や曲配信に対応。
Dance Dance Revolution UNIVERSE X360 US 2007年3月2日 シリーズ初のXbox 360版。ハードのスペックを生かしたハイクオリティな映像などが特徴。オンライン機能も搭載。
Dance Dance Revolution UNIVERSE 2 2007年12月4日 Xbox 360オリジナルバージョン第2弾。クエストモードなどの新モードを加え、Xbox LIVEによるオンライン対戦や曲配信に対応。日本のXbox 360でもプレイすることが可能。
Dance Dance Revolution UNIVERSE 3 2008年10月27日 Xbox 360版DDRの第3弾。日本のXbox 360でもプレイすることが可能。
Dance Dance Revolution Wii
X360
PS3
2010年11月16日 Wii、Xbox 360版DDRの第4弾。マルチプラットフォームで発売。斜め方向の操作を加えた8パネルのOct-Moveモードを搭載。あわせて8パネルの新型マットコントローラも発売。
Dance Dance Revolution II Wii 2011年10月11日 Dance Dance Revolutionシリーズの第2弾、Wiiでは5作目。80曲以上収録。選曲画面や収録楽曲等、実質的なアーケード版X2の家庭用移植作といえる作品。
Dance Dance Revolution UNIVERSE 3 中文曲特別版 X360 HK
TW
2009年5月7日 Xbox 360版DDRの第3弾のアジア版。香港・台湾の曲が20曲追加されている。日本のXbox 360でもプレイすることが可能。

その他派生作品・携帯ハード等

作品タイトル 機種 リリース
(西暦)
備考
DAM-DDR
Dance Dance Revolution for DAM
DAM JP 1999年11月 カラオケルーム専用マシン。デジタルカラオケ配信システムDAMと連携し、楽曲にあわせて譜面を自動生成する。歌唱力とDDRの両方で採点が為される。
DAM-DDR
Dance Dance Revolution for DAM 2nd
2000年7月 DAM-DDRの続編。モードや譜面難度を大幅に追加したほか、アーケード版の曲も「DDR専用曲」として搭載。
Dance Dance Revolution Kids AC 2000年12月 専用筐体でつくられた子供向けDDR。難度はかなり低い。アニメの主題歌、人気邦楽曲を収録する。
Dance Dance Revolution GB GBC 2000年8月3日 アーケード版DDR 2ndMIXをベースにしたゲームボーイ版DDR。専用の指コントローラが付属する[16]
Dance Dance Revolution GB 2 2000年11月16日 アーケード版DDR 3rdMIXをベースにしたゲームボーイ版DDR第2弾。指コントローラも同じく同梱。家庭用では初のSoloシリーズ楽曲収録ソフトでもある。
おはスタ Dance Dance Revolution GB 2001年2月8日 PS版のおはスタDDRの移植。収録楽曲数は8曲。本来のDDR以外にミニゲームが多数収録されている。
Dance Dance Revolution GB 3 2001年3月15日 アーケード版DDR 4thMIXをベースにDDR 3rdMIX,DDR Solo2000からも楽曲を取り入れたゲームボーイ版DDR第4弾。指コントローラ同梱。
Dance Dance Revolution GB DisneyMix 2001年3月29日 ゲームボーイのBEMANIシリーズ最終作。指コントローラ同梱。
Dancing Karaoke "D Kara" PC 2001年1月16日 ネット配信のカラオケシステム。無料のプログラムをダウンロード後、曲単位で有料の楽曲データを購入。DDR対応曲に限りDDRモードでのプレイができる。
Dance Dance Revolution 携帯電話 iアプリ版 2001年2月19日 携帯電話用アプリケーション。コナミの携帯電話用コンテンツ配信サイトで着信メロディと同じ扱いで楽曲をダウンロードする。2003年に504i、505i、FOMA用にグレードアップした新バージョンが登場。
EZアプリ版 2009年2月 携帯電話用アプリケーション。2009年春モデルのWalkman Phone Premier3に体験版プリインストール。
Dance Dance Revolution S スマートフォン iOS版 2009年2月25日 iPod touch及びiPhone向けに発売されたDDR。本体を振ってプレイするシェイクモードを搭載する。
Windows Mobile版 2009年12月17日 iPod touch及びiPhone向けに発売されたDDRのWindows Mobile版。ハードウェア及びOSの仕様によりマルチタッチが不可能なため、同時踏みが省略されている。
Android版 2011年3月25日 iPod touch及びiPhone向けに発売されたDDRのAndroid版。収録楽曲数は8曲。
Dance Dance Revolution S+ iOS 2009年10月5日 iPod touch及びiPhone向けDDRの改良版。曲の追加ダウンロード機能が搭載された。またシェイクモードが全曲対応になる。
Dance Dance Revolution FREEDOM US 2011年2月11日 DDR FREEDOMは、作りが粗末で、ゲーム内広告があり、チャートが同期していないことで、激しく批判されました。 最初のリリースから約 1 か月後に、米国の App Store から削除されました。
Dance Dance Revolution DANCE WARS 2013年2月14日 KONAMIの現在のロゴを使用する最初のDDRリリース。2013 年 8 月 31 日にチームの引退に伴い、ゲームサービスが機能しなくなりました。
Dance Dance Revolution Pocket Edition 2013年10月5日 DDR Pocket Editionをプレイするには、Apple TVとiPhoneまたはiPod Touchが必要です。Namazu Studiosが共同開発した唯一のDDRタイトル。
ダンスダンスレボリューション ふぁみマット Plug It! 2001年8月9日 健康増進機器としてリメイクされた、テレビに接続してすぐにプレイできるハード・ソフト一体型マット。耳にセンサーをつけることで心拍数や消費カロリーなどを計測するほか、追加カートリッジを装着することでプレイ曲を増やすことができる。内蔵収録楽曲(12曲)は全て『pop'n music』シリーズの楽曲のインストアレンジ。
ステップチャンプ AC 1999年12月 専用筺体によるミニゲーム集。インターフェイスは左、上、右の3方向のフットパネルで、最大3人の同時プレイが可能。収録ミニゲームの内「DANCE!DANCE!CHAMP!」はほぼDDR準拠の音楽ゲームで、「弾いて踊ってセッションだ!」はギターフリークス・ドラムマニア・DDR(なぜか手元のボタンも押さなくてはならない)の3人同時プレー。また、「DANCE!DANCE!CHAMP!」には「ダンスでステップ」という独立モードが存在し、こちらでは隠しコマンドの入力によってアナザー譜面や、1人で3人分全てのパネルを使用する「トリプルモード」もプレイ可能。収録曲は新曲3曲と本家DDRからの移植3曲の全6曲だが、曲の長さが短く調整されている。
ビシバシスペシャル3・ステップチャンプ PS 2000年6月29日 アーケード版『ステップチャンプ』の移植。フットパネルとして「ダンスダンスレボリューション専用コントローラ」を斜め向きに配置して使用する。
Dance Dance Revolution Tokimeki MIX 2000年9月28日 ときめきメモリアル2 Substories Dancing Summer Vacation に付属するおまけモード。同シリーズから7曲が収録されている(うち1曲はボーカルが異なるバージョンが本編で使用されている)。
Rhythm Rhythm Revolution GBA 2003年12月4日 みんなの王子様 に収録されているミニゲーム。7曲収録。
Mermaid Melody Pichi Pichi Pitch 2003年 マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
Mermaid Melody Pichi Pichi Pitch Pichi Pitch to Live Start! 2004年 マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ぴちぴちっとライブスタート!
ビーマニポケット Dance Dance Revolution フィンガーステップ 電子玩具 1999年9月9日 携帯ゲームのDDR。ゲームボーイ版のように指でパネルを操作する。DDR 1st IR Ver.から6曲を収録。
ビーマニポケット Dance Dance Revolution ハローキティ 1999年12月23日 ハローキティをフィーチャリングしたポケットDDR。女の子向けの楽曲セレクト。butterflyを除く全曲がJ-POPの7曲収録。
ビーマニポケット Dance Dance Revolution ハローキティ 2000年2月3日 ハローキティのキャラ、ダニエルをフィーチャリング。キティ版とは2曲楽曲が重複しており、2台を通信して同時にプレイすることで相性診断ができる。
ビーマニポケット Dance Dance Revolution くまのプーさん 2000年10月26日 ディズニーのキャラクター・プーさんをフィーチャー。新モードとして「踏まない矢印が表示される」ブランクモード、ミニゲームとしてだるまさんがころんだ、を搭載。
My First Dance Dance Revolution 一体型 JP
US
2006年11月9日
ふぁみマットのような、テレビで繋げてすぐにプレイできるハード・ソフト一体型マット。左右のパネルのみを使う「2 STEP」、それに上のパネルを加えた「3 STEPS」、4方向のパネルを使う「4 STEPS」がある。システムが他のシリーズとは異なり、ゲージが減らないためゲームオーバーにはならず、ランクB以上を獲得することでクリアとなる。

作品に参加した主なアーティスト

Dancemania

コナミアーティスト

  • U1-ASAMI(浅見祐一 - PS2用ソフトにて、NAOKI楽曲のリミックス曲や新曲を多数制作。 DDR Aのサウンドディレクション担当。)
  • dj TAKA(石川貴之 - DDR2nd以降主にbeatmania IIDXの楽曲移植で携わる。SuperNOVA2以降は新曲提供を始める。)
  • Sota Fujimori(藤森崇多 - 家庭用5thMIX以来楽曲提供を行っている。)

外部アーティスト

  • nc(加藤浩義(noisycroak) - 家庭用STRIKE以降楽曲提供を行っている。)
  • Darwin
  • kors k(斎藤広祐 - DDR Universe3より楽曲提供。)
  • Ryu☆(中原龍太郎 - DDR Universe3より楽曲提供。)

かつてのコナミアーティスト

  • NAOKI(前田尚紀 - 初代からのミュージックプロデューサー兼アーティスト。多数のアーティスト、コンポーザー名義を持つ。2013で楽曲を提供した後コナミを退社。)
  • jun(辛島純子 - NAOKIとともにTЁЯRAを結成している女性シンガソングライター。)
  • BeForU
  • Shoichiro Hitara(平田祥一郎 - 家庭用4thMIXから家庭用SuperNOVAまで楽曲提供。現在はSUPA LOVE所属。)
  • TAG(田口康裕 - DDR X2~DDR 2014の間サウンドディレクション担当。)

その他洋楽・J-POP・アニメソング

他多数

その他

家庭用コントローラー

PS版のコントローラ。左下にあるのはハンドコントローラ

家庭用のコントローラーとして、ステージの代わりに、マット状の専用コントローラーが発売された(PS用、N64用、DC用、GC用、Wii用、Xbox用、Xbox 360用。ただし、GC用は任天堂からの発売、Xbox、Xbox 360用は海外のみ)。しかし、集合住宅では、足音が響いて下の階や隣の住人に迷惑を与えるという問題も生じたため、コントローラの下に敷く衝撃吸収用のマナークッションや、クッションを内蔵したDX(デラックス)コントローラー(PS用)も発売された。

北米・欧州では、Xbox・Xbox 360用、およびPS用に斜め下を含む8方向に対応したコントローラーが登場している。しかし2011年現在、8方向すべてに対応したソフトは少なく、北米で1本のみである。

コナミの通信販売サイトコナミスタイルのカスタムファクトリーにおけるプロジェクトの第1弾として、アーケード版を再現したアーケードスタイルコントローラーが企画され、生産実現のノルマの100台の予約が集まったため実際に販売された。ただし、価格がかなり高いうえ(198,000円<税抜>)再発売がない為、現在は入手困難。

この他、DDR soloシリーズのレイアウト(L/Rボタンを斜めに割り当てている以外は基本的に先述のマット系コントローラと同様)を2面分持ったハンドコントローラ(PS用)も発売されている。


2022年8月11日にはコナステ版の「DanceDanceRevolution GRAND PRIX」向けとしてコナミスタイルで専用コントローラーが販売された。[17]

Dancemaniaタイアップ

Dancemaniaが独占でタイアップを行っていた頃は、ゲームプレイを行っていない時に流れるデモ画面に、DancemaniaシリーズのロゴやCD ジャケットが表示されていた。これはDDR EXTREMEまで続いていたが、DDR SuperNOVA以降はDancemaniaの独占でのタイアップは外れており複数の会社のレーベルからの収録やカバーが行われている。

フィットネス

コナミはフィットネスクラブ・コナミスポーツクラブを展開するコナミスポーツクラブ(旧・株式会社ピープル)と提携し、家庭用DDR 3rdMIXから消費カロリーなどを評価、記録するWORKOUTモード[注 17]を搭載した。現在アーケード版のDDRにもWORKOUTモードが標準搭載されており、プレイ後にどのくらいのカロリーを消費したか確認することができる様になっている。

  • 2007年6月12日に、ヘルス&フィットネスジャパン2007(東京ビッグサイト)にて、DDRを応用したフィットネスプログラム「GROOVE MOTION DDR(グルーヴモーション ディーディーアール)」を発表し[18]、コナミスポーツ&ライフの子会社店舗である「セルフフィットネスクラブ時計台」に導入した[19]

Dance Dance Convolution

譜面の自動生成のために研究「Dance Dance Convolution」が行われ、後のリズムゲームにも応用されている[20]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ このバーは転倒防止等の役割もある。パフォーマンスプレイの際にはこのバーも活用されることがある。
  2. ^ 現在は蝶の形をしたものなど様々な柄・模様がある。この矢印オブジェをノートや矢印、ゲームでプレイするために曲に設定された矢印オブジェの集合を譜面・足譜・足譜面・シーケンスなどと呼ぶこともある。
  3. ^ 同時押し・同時などと呼ばれる場合もある。
  4. ^ ちなみに、基本ショックアローは後述するCHALLENGE譜面にしか登場しなかったが、DDR A3にて登場した楽曲『MEGALOVANIA』では、初めてDIFFICULT譜面とEXPERT譜面にショックアローが追加された。
  5. ^ 東日本大震災で被災した東北地方に捧げるため書き下ろされた曲『Tohoku EVOLVED』のみ、クリア後は「Pray for All」と表示される。
  6. ^ 近年稼働している「jubeat」シリーズ等は初めから3段階のカテゴリが準備されているが、BEMANIシリーズ黎明期の作品に於いて多くの曲で3段階程度のカテゴリが存在していたのはDDRのみである。
  7. ^ 初期の頃のDOUBLE譜面は難しめに設定されているものもあり、後から追加された上位難易度カテゴリの譜面が簡単になっている場合もある。また現状でもフリーズアロー・ショックアローの登場により、譜面カテゴリ順に難易度が難しくなっていない曲も存在する。
  8. ^ 新設された当初は難易度はその曲の最大BPMのみによって決定されていたが、DDR Xまでに改善されている。同じくグルーブレーダーの数値は当初設定がされていなかったが、DDR SuperNOVA2までに改善されている(家庭用DDR STRIKEでは収録曲全てに設定があった)。ちなみにDDR BEST HITSではBPM関係なしに難易度が1で統一されていた。
  9. ^ a b 停止する譜面やBPMが変化する楽曲、高難易度な譜面が収録されている楽曲等で一部例外がある。
  10. ^ 海外での旧名称はSTANDARD。
  11. ^ a b 隠しコマンドや筐体設定で各種設定が変更可能であった。
  12. ^ 一部オプションはe-AMUSEMENT PASSを使用しての隠し要素。
  13. ^ a b c 新筐体でのみ使用可能。
  14. ^ BEGINNERやBASICなど低難度の譜面ではもともと4分の矢印しか使用されていない譜面が多く、CUT1・CUT2を付けても譜面があまり変わらない場合が多い。
  15. ^ DDR 3rdMIX以降。DDR 2ndReMIXまでのEDITで4分のタイミングに配置された4方向全ての埋めはDDR 3rdMIX以降で12分配置の宣言として認識され、その後の16分単位の3つが均等に割り当てられる。
  16. ^ EMIと再び提携したことにより、既に収録されているものを含めほぼ全ての楽曲を網羅したが、稼動前に著作権の関係で収録できなかったものもある。
  17. ^ ダイエットモードと呼ばれる事もある。

出典

  1. ^ 『EXTREME』までは「Dance Dance Revolution」表記と「DanceDanceRevolution」表記が混在しており、前者を主としているが表記揺れがあった。DDR GLOBAL GATEWAYでは過去作品も含めて「DanceDanceRevolution」表記を採用している。
  2. ^ 株式会社インプレス (2019年2月5日). “もはやパフォーマンスの域、DDRのコントローラーを使ってテトリスをプレイする記録保持者【やじうまWatch】”. INTERNET Watch. 2020年9月8日閲覧。
  3. ^ “【インタビュー】『ダンレボ』を手掛けた前田尚紀氏のスマホ新作『セブンスコード』、1年限定運営にかけた想いとは? [ファミ通App]”. ファミ通App. 2020年9月8日閲覧。
  4. ^ ICカード読み取り装置・USB端子スロットの重量は除く。DanceDanceRevolution公式ホームページ内(2010年10月28日閲覧)
  5. ^ DanceDanceRevolution公式ホームページ内(2010年10月28日閲覧)
  6. ^ コナミプレスリリース・1999年7月22日(2010年10月28日閲覧)
  7. ^ journal.mycom.co.jp 体育の授業もダンレボ! 子どもの肥満解消に効果的と実証 - 米調査(2010年10月28日閲覧)
  8. ^ DanceDanceRevolution 20周年特設サイト(2018年09月26日閲覧)
  9. ^ a b ・全曲保障 ・オプションの拡大、ハイスピードの細分化 ・条件を満たすとEXTRA STAGEに進出する ・コースプレーが選択可能
  10. ^ a b c ・最大3曲(店舗によって変わる可能性あり) ・1回のFAILEDでゲーム終了 ・コースプレーが選択不可         など
  11. ^ プレミアムプレーの機能に加え、 ・EXTRA STAGEに必ず進出 ・イベントの進捗をブースト
  12. ^ a b “COURSE TRIALのページ”. DanceDanceRevolution A3 | e-amusement. 2023年6月18日閲覧。
  13. ^ “段位認定のページ”. DanceDanceRevolution A3 | e-amusement. 2023年6月18日閲覧。
  14. ^ GEIMIN.NET/国内歴代ミリオン出荷タイトル一覧、GEIMIN.NET、2013年2月28日閲覧。
  15. ^ DanceDanceRevolution Vから名前が変更された。
  16. ^ 株式会社QBQ編 『ゲームボーイクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2017年。ISBN 978-4-86511-779-0 p98-99
  17. ^ “DanceDanceRevolution 専用コントローラ”. 2023年11月5日閲覧。
  18. ^ famitsu.com 『DDR』でフィットネス! KONAMIが『GROOVE MOTION DDR』をお披露目!(2010年10月28日閲覧)
  19. ^ 株式会社コナミスポーツ&ライフ ニュースリリース・札幌市に『セルフフィットネスクラブ 時計台』8月オープン ~ 最新のデジタルスタジオプログラムや女性専用リラクゼーションサービスの提供~(2010年10月28日閲覧)
  20. ^ “音ゲーの“譜面”作りをAIで高速化 KLabが「スクスタ」で活用、所要時間を半分に”. ITmedia NEWS. 2021年9月1日閲覧。

関連項目

外部リンク

ウィキニュースに関連記事があります。コナミのDance Dance Revolution、ウェストバージニア州が公立学校での教育に採用

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