CORONA

曖昧さ回避 この項目では、単段式宇宙往還機について説明しています。その他の用法については「コロナ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
CORONA
飛行中のCORONAの想像図
基本データ
運用国 ロシアの旗 ロシア
開発者 マキーエフロケット設計局
物理的特徴
段数 1段
総質量 300,000 kg
全長 30m
直径 10m
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発射準備中のCORONA

CORONAは、マキーエフロケット設計局が開発中の単段式宇宙往還機

概要

垂直に打ち上げられ、逆噴射で降下して垂直に着陸する。 1992年に開発に着手されたが、リーマンショック後の2012年に開発が一時期中断されたが、近年、開発が再開したと伝えられる[1]。本体は100回程度の再使用を想定する。

背景

垂直離陸、垂直着陸のロケットの概念は古くからあり、1990年代にはDC-X再使用ロケット実験 (RVT)等が実験されたが実用化には至らなかった。CORONAは1992年から研究開発は継続されていたものの、資金難により、2012年に一旦、開発は中止になったが、近年、ニューシェパードファルコン9の実験及び、実用化の成功に触発され、開発が再開された[1]

設計

CORONAは周回軌道に6トンから7トン程度の貨物を輸送する能力を備える予定だが、単段式宇宙往還機を実現するためのハードルは高い。

諸元

画像

  • CORONAの変遷
    CORONAの変遷
  • 概念図
    概念図

脚注

  1. ^ a b “ロシア 再利用ロケットの開発を再開”. Sputnik (2018-01-03日). 2019年1月30日閲覧。

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、CORONAに関連するカテゴリがあります。
  • Russia Resurrects Secret Project CORONA - YouTube
  • KSP: Small Stock SSTO Rocket - YouTube
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部分的再使用
現役
開発中
退役
中止
 
完全再使用
現役
開発中
退役
中止
  • 宇宙空間に到達するものの弾道飛行のみ可能なシステムは小文字で表記。