2018 FIFAワールドカップ・アジア1次予選

2018 FIFAワールドカップ・アジア1次予選
大会概要
日程 2015年3月12日 – 2015年3月17日
チーム数 12
大会統計
試合数 12試合
2014(ワールドカップ)
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2022

このページは、2018 FIFAワールドカップ・アジア予選の1次予選の結果をまとめたものである。

方式

シード順が35位から46位のチーム(12チーム)を2チームずつ6組に分け、ホーム・アンド・アウェー方式で対戦を行う。各勝者が2次予選に進出する。敗者はAFCソリダリティーカップ2016に出場する。

シード順

組み合わせ抽選会は、2015年2月10日15時30分(マレーシア標準時UTC+8)にクアラルンプールのAFC本部で実施した[1]

12チームを2つのポットに分け、ポット1にはランキング35位から40位のチームを、ポット2にはランキング41位から46位のチームに振り分けた。シード順は、2015年1月のFIFAランキングが採用された[2][3]

ポット1 ポット2

試合結果

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
インド  2 - 0  ネパール 2 - 0 0 - 0
イエメン  3 - 1  パキスタン 3 - 1 0 - 0
東ティモール  0 - 6[注 1]  モンゴル 0 - 3[注 1] 0 - 3[注 1]
カンボジア  4 - 1  マカオ 3 - 0 1 - 1
チャイニーズタイペイ  2 - 1  ブルネイ 0 - 1 2 - 0
スリランカ  1 - 3  ブータン 0 - 1 1 - 2
注釈
  1. ^ a b c 東ティモールは、第1戦を 4-1 、第2戦を 1-0 、合計 5-1 で勝利し2次予選に進出した。東ティモールは代表資格のない選手を多数出場させたことへの処分として、後日2018 FIFAワールドカップ・アジア予選の合計7試合を没収試合(0-3での敗戦扱い。ただし、当初のスコアがそれ以上の敗戦であった場合はスコアは変更せず)とされた[4]。しかし処分は2次予選開始後だったためモンゴルは2次予選に進出できなかった。


インド  v  ネパール

2015年3月12日
19:00 (UTC+5:30)
インド  2 - 0  ネパール
チェトリ 53分にゴール 53分71分 レポート
インディラ・ガンディー陸上競技場グワーハーティー
観客数: 11,200人
主審: ウズベキスタンの旗 アジズ・アシモフ

インド2次予選に進出。



イエメン  v  パキスタン

イエメン  3 - 1  パキスタン
アル=マタリ 3分にゴール 3分
ボクシャン 57分にゴール 57分
アッ=サーシー 69分にゴール 69分
レポート バシール 67分にゴール 67分 (pen.)
グランド・ハマド・スタジアム[note 1]カタールドーハ
観客数: 300人
主審: ヨルダンの旗 モハメド・アブ・ロウム

パキスタン  v  イエメン

パキスタン  0 - 0  イエメン
レポート
ハリーファ・スポーツ・シティー・スタジアム(バーレーンイーサ・タウン
観客数: 2,200人
主審: イラクの旗 アリ・サバー・アダッイ・アル=カイシ

イエメン2次予選に進出。



東ティモール  v  モンゴル

東ティモール  0 - 3
没収試合[note 3]
 モンゴル
ド・カルモ 7分にゴール 7分10分
ロドリゴ・シウヴァ 89分にゴール 89分
ネト 90分にゴール 90分
レポート バトメンヒン 90+2分にゴール 90+2分
エスタジオ・ナシオナル(ディリ
観客数: 9,000人
主審: タイ王国の旗 シワコーン・プウドム

モンゴル  v  東ティモール

モンゴル  3 - 0
没収試合[note 3]
 東ティモール
レポート パトリック 9分にゴール 9分

当初のスコア(2試合合計5-1)により、東ティモール2次予選に進出。ただし後日、両試合とも没収試合(東ティモールの0-3での敗戦扱い)となった[note 3]



カンボジア  v  マカオ

カンボジア  3 - 0  マカオ
ヴァタナカ 64分にゴール 64分81分
ラボラヴィー 90+4分にゴール 90+4分
レポート
カンボジア王国軍競技場プノンペン
観客数: 8,000人
主審: 香港の旗 何煒昇

マカオ  v  カンボジア

マカオ  1 - 1  カンボジア
梁嘉恒 52分にゴール 52分 (PK) レポート ビン 28分にゴール 28分
澳門運動場タイパ島
観客数: 1,000人
主審: オマーンの旗 ヤコブ・アブドゥル・バキ

カンボジア2次予選に進出。



チャイニーズタイペイ  v  ブルネイ

チャイニーズタイペイ  0 - 1  ブルネイ
レポート アディ 36分にゴール 36分
高雄国家体育場高雄
観客数: 6,273人
主審: インドの旗 ロワン・アルムガン

チャイニーズタイペイ2次予選に進出。



スリランカ  v  ブータン

2015年3月12日
14:30 (UTC+5:30)
スリランカ  0 - 1  ブータン
レポート T.ドルジ 36分にゴール 36分

ブータン  v  スリランカ

ブータン  2 - 1  スリランカ
C.ゲルツェン 5分にゴール 5分90分 レポート ザルワン 35分にゴール 35分
チャンリミタン・スタジアムティンプー
観客数: 15,000人
主審: サウジアラビアの旗 マライ・アル・アワジ

ブータン2次予選に進出。



注釈

  1. ^ イエメンはクーデター(英語版)により、ホームゲームをカタールドーハで実施した[5]
  2. ^ 3月17日15:00(UTC+5)にラホールパンジャーブ・スタジアムで開催予定であったが、キリスト教会への爆破テロ(英語版)が発生したことを受け、現地の安全面とセキュリティ面を理由に延期された。試合は3月23日にバーレーンイーサ・タウンで開催された[6][7]
  3. ^ a b c 東ティモールは、代表資格のない選手を多数出場させたことへの処分として、後日2018 FIFAワールドカップ・アジア予選の合計7試合を没収試合(0-3での敗戦扱い。ただし、当初のスコアがそれ以上の敗戦であった場合はスコアは変更せず)とされた[4]

出典

  1. ^ “India v Nepal headlines 2018 World Cup, 2019 Asian Cup qualifiers draw” (英語). AFC (2015年2月10日). 2015年2月11日閲覧。
  2. ^ “Asian minnows begin World Cup mission” (英語). FIFA (2015年2月10日). 2015年2月10日閲覧。
  3. ^ “Men's Ranking(AFC)” (英語). FIFA (2015年1月8日). 2015年2月10日閲覧。
  4. ^ a b “Latest decisions of the FIFA Disciplinary Committee”. 国際サッカー連盟 (2017年12月12日). 2018年4月9日閲覧。
  5. ^ “Green-shirts resume camp ahead of major events” (英語). The News International (Pakistan) (2015年2月13日). 2015年3月3日閲覧。
  6. ^ “Qualifier match between Pakistan and Yemen postponed” (英語). FIFA (2015年3月16日). 2015年3月17日閲覧。
  7. ^ “Pakistan 2018 FIFA World Cup tie switched from Lahore to Bahrain” (英語). Reuters. IBN Live. (2015年3月18日). http://ibnlive.in.com/news/pakistan-2018-fifa-world-cup-tie-switched-from-lahore-to-bahrain/534741-5-21.html 2015年3月19日閲覧。