自己愛性災害

自己愛性災害（じこせいあいせいさいがい、Autoerotic fatality）とは、一風変わった、危険な単独による性的実践、自縛や自己発情窒息(en:Autoerotic asphyxia)による死亡事故である。とはいえ、自己愛性災害には、実にさまざまな様式がある。もっとも蔓延している自己愛性災害は、窒息(en:strangulation)と体位性窒息(en:postural asphyxia)であるが、自己愛性災害は、感電死や胃腸穿孔、圧縮、偶発的自己串刺しによる敗血症といった、機械的要因によっても生じている。

自己愛性災害の発生件数は、著名人^[1]を含め、正確には把握されていない。

自己愛性災害は、発生直後にはそうと認識されず、自殺と認識、報道されることもある。^[2]

自己愛性災害の課題を包括的に採り上げている本は、Hazelwood et al. (1983)のAutoerotic Fatalitiesや、Sheleg et al. (2006)のAsphyxiation: Forensic, Medical, and Social Aspectsがある。

脚注

^ “『キル・ビル』のキャラダインさん、自慰中の事故死か”. https://www.afpbb.com/articles/-/2608961 など例外もある
^ “Ｄ・キャラダインさんが自殺＝「キル・ビル」出演、タイのホテルで”. 時事ドットコム. https://www.jiji.com/jc/zc?key=%a3%c4%a1%a6%a5%ad%a5%e3%a5%e9%a5%c0%a5%a4%a5%f3%a4%b5%a4%f3%a4%ac%bc%ab%bb%a6&k=200906/2009060500004

外部リンク

http://www.corpus-delicti.com/auto.html
Informational Portal about Autoerotic Asphyxiation Syndrome
PubMed: Autoerotic fatalities with power hydraulics
PubMed: Unusual fatal mechanisms in nonasphyxial autoerotic death.
PubMed: Death from electrocution during autoerotic practice: case report and review of the literature.