生きる LIVING

生きる LIVING
Living
監督 オリヴァー・ハーマナス(英語版)
脚本 カズオ・イシグロ
原作
製作
  • スティーヴン・ウーリー(英語版)
  • エリザベス・カールセン(英語版)
製作総指揮
  • ノーマン・メリー
  • ピーター・ハンプデン
  • ショーン・ウィーラン
  • トーステン・シューマッハー
  • エマ・バーコフスキー
  • オリー・マッデン
  • ダニエル・バトセック
  • カズオ・イシグロ
  • ニック・パウエル
出演者
音楽 エミリー・レヴィネイズ=ファルーシュ(英語版)
撮影 ジェイミー・D・ラムジー(英語版)
編集 クリス・ワイアット
製作会社
  • ナンバー9フィルムズ(英語版)
  • インジーニアス・メディア(英語版)
  • フィルム4プロダクション(英語版)
  • 英国映画協会
配給
公開
上映時間 102分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
興行収入 世界の旗 $6,685,590[1]
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生きる LIVING』(いきる リビング、原題:Living)は、2022年イギリスドラマ映画。1952年の黒澤明の日本映画『生きる』のリメイク作品で、オリヴァー・ハーマナス(英語版)が監督、カズオ・イシグロが脚本を務めた。1953年のロンドンを舞台に、ビル・ナイが演じる官僚のウィリアムズが余命半年を宣告され、自分自身の人生を見つめ直す姿を描いている。

2022年1月21日に開催されたサンダンス映画祭(英語版)でプレミア上映され[2]、11月4日からイギリスで公開された[3]

ストーリー

「生きる (映画)」も参照

黒澤版とハーマナス版との違いについて、春日太一は「大きく変わっているのは、息子との関係だ。同居する息子の結婚相手に邪険にされ、息子も嫁側に付いているという設定は同じだ。ただ、嫁と組んで主人公を徹底的に邪魔者扱いしたオリジナル版に対し、今回はそこまではしていない」「主人公が雪の中を歌いながら公園のブランコをこぐという、オリジナル版を象徴する場面は今回もある。ただ、描かれる視点は少しだけ変えてある」と述べている[4]

1953年のロンドン。若いピーター・ウェイクリングは市役所の市民課に就職した。課長であるロドニー・ウィリアムズは大変な堅物(かたぶつ)で他人を寄せ付けず、部下たちは冗談を言うことも控えていた。ある日、陳情書を持ち込む婦人たち。汚水まみれの小さな資材置き場を子供たちの遊び場に変えて欲しいという陳情で、彼女たちは何ヶ月もたらい回しにされながら市役所に通い続けていた。しかし、無表情なまま陳情書を未決の棚に放り込むロドニー。

ある日、医者から末期ガンを宣告されるロドニー。寿命は半年か長くて九ヶ月だった。同居の息子夫婦に話そうとするが、日頃から疎遠で言いそびれるロドニー。彼は初めて役所を無断欠勤し、海辺のリゾート地に行って羽目を外した。だが、性に合わずにロンドンに戻り、出勤するふりをして町をさ迷い歩くロドニー。

町でロドニーを見かけ、声をかける部下のマーガレット。カフェに転職して副店長になるという陽気なマーガレットを食事に誘うロドニー。その姿を見た近所の噂好きの主婦が息子の嫁に告げ口し、浮気を疑う息子夫婦。父親に意見しようと意気込むが、厳格な父を前にすると息子は何も言えなかった。

3週間も無断欠勤を続けた末に、マーガレットが転職したカフェに行くロドニー。マーガレットはウェイトレスとして働いていた。「副店長」は店員募集のセールストークだったのだ。時間の潰し方が分からないからと、マーガレットをデートに誘うロドニー。仕事をサボることに反対なマーガレットに末期ガンだと打ち明け、明るく前向きな彼女のように一日でも生きたいと話すロドニー。翌朝、役所に復帰したロドニーは人が変わったように意気込んで、土砂降りの中、陳情されていた遊び場の現場に向った。

ロドニーの葬儀に集い故人を偲ぶ人々。陳情した婦人たちはロドニーが一人で遊ぶ場を作ったと彼を讃えたが、手柄は他の部署やお偉方に横取りされていた。ロドニーは他の部署に苦労して話を通し、渋る役人たちやお偉方を説得して遊び場を作り上げたのだ。

夜、ロドニーの遊び場に行く新入りの部下ピーター。職務質問して来た巡査は彼がロドニーの部下だと知ると、ロドニーが亡くなった晩の話をした。雪の降る中、ロドニーは遊び場のブランコを漕ぎ歌を歌っていた。その姿が幸せそうだったので帰宅を促さなかったと悔やむ巡査。ロドニーはその直後に亡くなったのだ。ロドニーは凍死ではなく末期ガンだったことを告げ、最高に幸せだったのだとピーターは巡査を慰めた。

キャスト

  • ロドニー・ウィリアムズ - ビル・ナイ
  • マーガレット・ハリス - エイミー・ルー・ウッド(英語版)
  • ピーター・ウェイクリング - アレックス・シャープ(英語版)
  • サザーランド - トム・バーク
  • ミドルトン - エイドリアン・ローリンズ(英語版)
  • ラスブリッジャー - ヒューバート・バートン
  • ハート - オリヴァー・クリス
  • ジェームズ卿 - マイケル・コクラン(英語版)
  • シン - アーナント・ヴァルマン
  • マクマスターズ夫人 - ゾーイ・ボイル(英語版)
  • スミス夫人 - リア・ウィリアムズ(英語版)
  • ポーター夫人 - ジェシカ・フラッド
  • フィオナ・ウィリアムズ - パッツィ・フェラン(英語版)
  • マイケル・ウィリアムズ - バーニー・フィッシュウィック
  • ブレイク夫人 - ニコラ・マコーリフ(英語版)

製作

2020年10月、ビル・ナイとエイミー・ルー・ウッドの主演が決定し、プロジェクトの製作が発表された[5]。2020年12月、ライオンズゲートUK(英語版)が英国での配給権を獲得した[6]。2021年6月、英国で主要撮影が始まり、アレックス・シャープとトム・バークが本作に参加することが発表され、本作からの最初の画像が公開された。また、原作の配給元である東宝が日本での配給権を取得したことも発表された。ロンドン・カウンティ・ホールは、本作に資金を提供するほか、ロケ地として背景も提供している[7]

公開

2022年1月にサンダンス映画祭(英語版)でプレミア上映され、ソニー・ピクチャーズ クラシックスが北米・ラテンアメリカ・インド・北欧・東欧・ドイツ・南アフリカ・東南アジアの配給権と各国の航空会社の機内上映権を取得したことが発表された[8]。同年10月にロンドン映画祭で上映され[9]、11月6日にはAFI映画祭の一環としてグローマンズ・チャイニーズ・シアターでも上映されている[10]。イギリスでは11月4日に公開され、アメリカでは12月23日に限定公開された。

評価

批評

Rotten Tomatoesでは160件の批評が寄せられ支持率95%、平均評価7.8/10となっており、批評家の一致した見解は「『生きる LIVING』は、黒澤明の古典名作をリメイクするという高いハードルを自らに課し、それに対してオリヴァー・ハーマナス監督と名優ビル・ナイは見事にハードルを飛び越えて勝利を収めた」となっている[11]Metacriticでは38件の批評に基づき80/100の評価を与えている[12]

受賞・ノミネート

映画賞 授賞式 部門 対象 結果 出典
第13回ハリウッド・ミュージック・イン・メディア・アワード(英語版) 2022年
11月16日
インディペンデント映画部門作曲賞(英語版) エミリー・レヴィネイズ=ファルーシュ(英語版) 受賞 [13]
第25回英国インディペンデント映画賞(英語版) 2022年
12月4日
作品賞(英語版)
  • オリヴァー・ハーマナス(英語版)
  • カズオ・イシグロ
  • スティーヴン・ウーリー(英語版)
  • エリザベス・カールセン(英語版)
ノミネート [14]
[15]
監督賞(英語版) オリヴァー・ハーマナス
主演俳優賞 ビル・ナイ
助演俳優賞 エイミー・ルー・ウッド(英語版)
脚本賞(英語版) カズオ・イシグロ
キャスティング賞(英語版) キャリーン・クロフォード
衣装デザイン賞(英語版) サンディ・パウエル
音楽監修賞 ルパート・ホリアー
プロダクションデザイン賞(英語版) ヘレン・スコット 受賞
第94回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 2022年
12月8日
インディペンデント映画トップ10(英語版) 生きる LIVING [16]
第48回ロサンゼルス映画批評家協会賞 2022年
12月11日
主演俳優賞 ビル・ナイ [17]
第35回シカゴ映画批評家協会賞 2022年
12月14日
主演男優賞(英語版) ノミネート [18]
第17回ダブリン映画批評家協会賞 2022年
12月15日
作品賞 生きる LIVING 第5位 [19]
監督賞 オリヴァー・ハーマナス 第6位
主演男優賞 ビル・ナイ 第2位
撮影賞 ジェイミー・D・ラムジー(英語版) 第9位
第28回ダラス・フォートワース映画批評家協会賞 2022年
12月19日
主演男優賞(英語版) ビル・ナイ 第4位 [20]
第16回EDA賞 2023年
1月5日
主演男優賞(英語版) ノミネート [21]
第57回全米映画批評家協会賞(英語版) 2023年
1月7日
主演男優賞 第3位 [22]
第21回サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会賞(英語版) 2023年
1月9日
主演男優賞(英語版) ノミネート [23]
脚色賞(英語版) カズオ・イシグロ
第80回ゴールデングローブ賞(英語版) 2023年
1月10日
主演男優賞 (ドラマ部門) ビル・ナイ [24]
第28回クリティクス・チョイス・アワード 2023年
1月15日
主演男優賞 [25]
脚色賞(英語版) カズオ・イシグロ
第43回ロンドン映画批評家協会賞 2023年
2月5日
作品賞(英語版) 生きる LIVING [26]
[27]
ブリティッシュ/アイリッシュ作品賞(英語版)
主演男優賞(英語版) ビル・ナイ
ブリティッシュ/アイリッシュ俳優賞(英語版) 受賞
第76回英国アカデミー賞(英語版) 2023年
2月19日
主演男優賞 ビル・ナイ ノミネート [28]
脚色賞 カズオ・イシグロ
英国作品賞
  • オリヴァー・ハーマナス
  • エリザベス・カールセン
  • スティーヴン・ウーリー
  • カズオ・イシグロ
第29回全米映画俳優組合賞(英語版) 2023年
2月26日
主演男優賞 ビル・ナイ [29]
第27回サテライト賞(英語版) 2023年
3月3日
ドラマ部門作品賞 生きる LIVING [30]
[31]
主演男優賞(英語版) ビル・ナイ
脚色賞(英語版) カズオ・イシグロ
衣装デザイン賞(英語版) サンディ・パウエル
USCスクリプター賞 2023年
3月4日
映画部門脚色賞 カズオ・イシグロ [32]
[33]
第95回アカデミー賞 2023年
3月12日
主演男優賞 ビル・ナイ [34]
脚色賞 カズオ・イシグロ

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ Living”. Box Office Mojo. IMDb. 2023年1月22日閲覧。
  2. ^ D'Alessandro (2021年12月9日). “Sundance 2022: Hybrid Festival Sees Princess Diana, Michael Kenneth Williams, Dakota Johnson, Bill Cosby, NYC Rock’n’Roll & Regina Hall Fill Lineup” (英語). Deadline. 2021年12月9日閲覧。
  3. ^ D'Alessandro, Anthony; Patten, Dominic (2021年12月9日). “Sundance 2022: Hybrid Festival Sees Princess Diana, Michael Kenneth Williams, Dakota Johnson, Bill Cosby, NYC Rock'n'Roll & Regina Hall Fill Lineup”. https://deadline.com/2021/12/sundance-film-festival-2022-lineup-films-competition-midnight-spotlight-kids-next-full-list-1234886826/ 2021年12月9日閲覧。 
  4. ^ 春日太一「生きる LIVING 余韻もたらす父子の関係」『日本経済新聞』2023年3月31日夕刊、文化面。
  5. ^ Wiseman, Andreas (2020年10月15日). “‘Living’: Bill Nighy & Aimee Lou Wood To Star In Kazuo Ishiguro Adaptation Of Kurosawa’s ‘Ikiru’ For ‘Carol’ Producer Number 9 & Rocket Science — AFM”. Deadline. https://deadline.com/2020/10/living-bill-nighy-aimee-lou-wood-to-star-in-kazuo-ishiguro-adaptation-of-kurosawas-ikiru-for-carol-producer-number-9-rocket-science-afm-1234597919/ 2021年6月18日閲覧。 
  6. ^ Grater, Tom (2020年12月21日). “Lionsgate Takes UK On ‘Ikiru’ Remake ‘Living’ Starring Bill Nighy”. Deadline. https://deadline.com/2020/12/lionsgate-uk-ikiru-remake-living-bill-nighy-1234660020/ 2021年6月18日閲覧。 
  7. ^ Yossman, K. J. (2021年6月18日). “‘Love Actually’s’ Bill Nighy Looks Dapper in First Image From Oliver Hermanus and Number 9 Films’ ‘Living’”. Variety. https://variety.com/2021/film/global/bill-nighy-film-living-1235000200/ 2021年6月18日閲覧。 
  8. ^ “Sundance: Sony Pictures Classics Buys 'Living' Remake Starring Bill Nighy”. Variety (2022年1月25日). 2022年1月26日閲覧。
  9. ^ “Living” (英語). BFI London Film Festival 2022. 2022年11月20日閲覧。
  10. ^ “AFI Fest Adds 'Bardo', 'The Son', 'She Said', 'Guillermo del Toro's Pinocchio', More to Red Carpet Lineup” (2022年9月20日). 2023年1月22日閲覧。
  11. ^ "Living". Rotten Tomatoes (英語). 2023年1月22日閲覧
  12. ^ "Living". Metacritic. Red Ventures. 2023年1月22日閲覧。
  13. ^ Grein, Paul (2022年11月3日). “Rihanna, Lady Gaga & More Nominated for 2022 Hollywood Music in Media Awards: Full List”. Billboard. 2022年11月3日閲覧。
  14. ^ Ntim, Zac (2022年11月4日). “British Independent Film Awards: 'Aftersun,' 'Blue Jean' & 'The Wonder' Lead Nominations”. Deadline. 2022年11月4日閲覧。
  15. ^ Ntim, Zac (2022年11月18日). “British Independent Film Awards: ‘Aftersun’ Leads Craft Winners”. Deadline. 2022年11月19日閲覧。
  16. ^ Jones, Marcus (2022年12月8日). “2022 National Board of Review Winners: ‘Top Gun: Maverick’ Takes Top Honor”. IndieWire. 2022年12月8日閲覧。
  17. ^ Thomas, Carly (2022年12月11日). “‘Tár’ and ‘Everything Everywhere All at Once’ Named Best Picture by L.A. Film Critics”. The Hollywood Reporter. 2022年12月11日閲覧。
  18. ^ Tallerico, Brian (2022年12月12日). “Everything Everywhere All at Once Leads Chicago Film Critics Nominations”. Rogerebert.com. 2022年12月12日閲覧。
  19. ^ “The 2022 Dublin Film Critics Circle (DFCC) Winners”. Next Best Picture (2022年12月15日). 2023年1月19日閲覧。
  20. ^ Neglia, Matt (2022年12月19日). “The 2022 Dallas Fort-Worth Film Critics Association (DFWFCA) Winners”. NextBestPicture. 2022年12月20日閲覧。
  21. ^ “2022 EDA AWARDS NOMINEES”. Alliance of Women Film Journalists. 2022年12月23日閲覧。
  22. ^ Zilko, Christian (2023年1月7日). “‘TÁR’ and ‘Aftersun’ Win Big at National Society of Film Critics Awards (Complete Winners List)” (英語). IndieWire. 2023年1月7日閲覧。
  23. ^ Neglia, Matt (2023年1月6日). “The 2022 San Francisco Bay Area Film Critics Circle (SFBAFCC) Nominations”. Next Best Picture. 2023年1月6日閲覧。
  24. ^ “Golden Globes 2023: Complete Nominations List”. Variety (2022年12月12日). 2022年12月12日閲覧。
  25. ^ Verhoeven, Beatrice (2022年12月14日). “Everything Everywhere All At Once Leads 2023 Critics Choice Awards Film Nominations”. The Hollywood Reporter. 2022年12月14日閲覧。
  26. ^ Pulver, Andrew (2022年12月21日). “The Banshees of Inisherin leads pack as London film critics announce nominations”. The Guardian. 2022年12月22日閲覧。
  27. ^ “「TAR/ター」がロンドン映画批評家協会賞で作品賞、最多は「イニシェリン島の精霊」”. 映画ナタリー (2023年2月6日). 2023年2月6日閲覧。
  28. ^ “2023 EE BAFTA Film Awards: The Winners”. British Academy of Film and Television Arts. 2023年2月20日閲覧。
  29. ^ “SAG Awards 2023: See the complete winners list” (英語). Entertainment Weekly (2023年2月26日). 2023年2月28日閲覧。
  30. ^ Anderson, Erik (2022年12月8日). “‘Top Gun: Maverick’ leads International Press Academy’s 27th Satellite Awards nominations”. Awards Watch. 2022年12月8日閲覧。
  31. ^ “The International Press Academy Announces Winners for the 27th Annual SATELLITE™ Awards”. International Press Academy (2023年3月3日). 2023年3月4日閲覧。
  32. ^ Davis, Clayton (2023年1月18日). “USC Scripter Awards 2023 Nominations: ‘Guillermo del Toro’s Pinocchio‘ Becomes First Animated Nominee, ‘Top Gun: Maverick’ Flies In”. Variety. 2023年1月18日閲覧。
  33. ^ “USC Scripter Awards: ‘Women Talking’ & ‘Slow Horses’ Take Prizes For Adapted Screenplay”. Deadline (2023年3月4日). 2023年3月7日閲覧。
  34. ^ “【第95回アカデミー賞ノミネート全リスト】「エブエブ」が最多10部門11ノミネート!”. 映画.com (2023年1月24日). 2023年1月24日閲覧。

外部リンク

  • 公式ウェブサイト(日本語)
  • 生きる LIVING - allcinema
  • 生きる LIVING - KINENOTE
  • Living - IMDb(英語)
長編小説
短編小説
  • 夜想曲集(英語版) (2009)
脚本
  • 世界で一番悲しい音楽(英語版) (2003)
  • 上海の伯爵夫人 (2005)
  • 生きる LIVING (2022)
映画化作品
  • 日の名残り (1993)
  • わたしを離さないで (2010)
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