形状係数 (境界層流)

曖昧さ回避 この項目では、流体力学で用いられるShape factorについて説明しています。X線結晶構造解析におけるShape factorについては「形状因子」をご覧ください。

形状係数(けいじょうけいすう)とは、流体力学で用いられる無次元量の一つ。以下の公式で求められる[1]

H 12 = δ 1 δ 2 , H 23 = δ 2 δ 3 , H 31 = δ 3 δ 1 {\displaystyle H_{12}={\frac {\delta _{1}}{\delta _{2}}},H_{23}={\frac {\delta _{2}}{\delta _{3}}},H_{31}={\frac {\delta _{3}}{\delta _{1}}}}

ただし、 H 12 , H 23 , H 31 {\displaystyle H_{12},H_{23},H_{31}} はいずれも形状係数、 δ 1 {\displaystyle \delta _{1}} は排除厚、 δ 2 {\displaystyle \delta _{2}} 運動量厚、 δ 3 {\displaystyle \delta _{3}} はエネルギー厚を表す。境界層流における流速分布を分類するために有効である。

脚注

  1. ^ 禰津家久、門田章宏、戸田孝史、中川博次「加速流および減速流の解析手法とその乱流特性」『土木学会論文集』第1995巻第509号、1995年、89-97頁、doi:10.2208/jscej.1995.509_89、2022年12月12日閲覧 

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