尼崎ストロベリー

尼崎ストロベリー
著者 成海隼人
発行日 2019年11月29日
発行元 幻冬舎ルネッサンス
ジャンル 小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判上製本
ページ数 206
コード ISBN 9784344925724
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尼崎ストロベリー』(あまがさきストロベリー)は、2019年に出版された成海隼人による日本小説兵庫県尼崎市を舞台にした高校生とオカン(母親)との物語。

2023年に舞台化され、2024年に再演の予定。尼崎市在住の中高生の無料招待を目指したクラウドファンディング[1]を実施し、支援を受けて中高生200人を無料招待する。[2]

あらすじ

舞台は兵庫県尼崎市。高校2年生の駿一は、お笑いマニアな母親から、たっぷりの愛情と笑いの英才 教育を受けて育った。親子2人で貧しいながらも幸せな生活を送るが、ある日母親がスキルス胃がんを患い、余命宣告を受けてしまう。がんに打ち勝つ手だてを探る中、元々人間の体内にあり、がん細胞を攻撃する「ナチュラルキラー(NK)細胞」の存在を知った駿一は、笑うことで活性化するといわれる NK 細胞に望みをかけ「笑いのチカラでオカンを救う」ことを誓い親友のマコトと漫才コンビ「ストロベリーズ」を組み、共に高校生漫才甲子園に挑む・・・。

登場人物

駿一(しゅんいち)
物語の主人公。笑いの英才教育を母親(オカン)から受けて育った尼崎の高校生。
貴代子(オカン)
駿一の母親。スキルス胃がんによる余命宣告を医者から告げられる。
マコト
駿一と同じ高校に通う同級生。漫才コンビ「ストロベリーズ」を駿一と組んで高校生漫才甲子園に出場する。
田口さん
児童養護施設「ひまわり園」で働く、貴代子の同僚。

ウェブ連載版

ゴールドライフオンラインにて2020年4月1日より連載[3]。一部を抜粋し、再編集したもので、全42回。

舞台化

2023年にはじめて舞台化され[4][5]、3月4日と3月5日の両日、あましんアルカイックホール・オクトで上演された[6]。2024年3月に再演の予定[7]

キャスト

スタッフ

  • 原作:成海隼人
  • 脚本・演出:木村淳
  • 音楽:奏コータロー
  • 美術・舞台監督:藤井岳
  • プロデューサー:梅澤正人

主催・後援・協賛など[8][9]

  • 主 催:
公益財団法人尼崎市文化振興財団
舞台 尼崎ストロベリー実行委員会
  • 企画制作:株式会社アンノウン

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “舞台「尼崎ストロベリー」に尼崎市在住の中・高生を招待したい!”. camp-fire.jp. 2024年2月25日閲覧。
  2. ^ “尼崎市在住の中高生200人を無料招待致します!”. 2024年2月24日閲覧。
  3. ^ “少女のように笑うオカン”. ゴールドライフオンライン (2020年4月1日). 2024年2月24日閲覧。
  4. ^ “舞台「尼崎ストロベリー」上演 成海隼人さんの同名小説が原作”. 尼崎経済新聞. 2024年2月18日閲覧。
  5. ^ “尼崎発の人気小説「尼崎ストロベリー」 来年3月5日に舞台上演、公式チャンネルがスタート”. 神戸新聞 (2022年7月31日). 2024年2月18日閲覧。
  6. ^ “舞台 『尼崎ストロベリー』”. CoRich舞台芸術!. 2024年2月18日閲覧。
  7. ^ “舞台『尼崎ストロベリー2024』 | 演劇・ミュージカル等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!”. CoRich舞台芸術!. 2024年2月18日閲覧。
  8. ^ “尼崎市総合文化センター イベントスケジュール”. 尼崎市総合文化センター. 2024年2月24日閲覧。
  9. ^ “尼崎市総合文化センター ホール事業”. 尼崎市総合文化センター. 2024年2月24日閲覧。

外部リンク

  • 【公式】舞台 尼崎ストロベリー (@amasto_info) - X(旧Twitter)
  • 舞台『尼崎ストロベリー』公式 (@amasto_butai) - Instagram
  • “『尼崎ストロベリー』著者 成海隼人×月亭方正氏 スペシャル対談!”. www.gentosha-book.com. 2024年2月18日閲覧。
  • “尼崎が舞台の小説「尼崎ストロベリー」 落語・構成作家の成海隼人さん手掛ける”. 尼崎経済新聞. 2024年2月18日閲覧。
  • “関西の情報番組でおなじみの武田訓佳が舞台『尼崎ストロベリー』に新加入、主演・真丸も「間違いなくパワーアップ」と“武田効果”に期待大”. SPICE(スパイス). 2024年2月18日閲覧。
  • “お笑いの道は「オカンの遺言」 余命半年…笑わせたくて漫才大会へ 自伝的小説「尼崎ストロベリー」の成海さん”. 神戸新聞NEXT (2023年3月29日). 2024年2月18日閲覧。
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