充血除去薬

充血除去薬(じゅうけつじょきょやく、充血除去剤、Decongestant)とは、上気道感染症による鼻詰まりを改善する医薬品のカテゴリーである。一般的な成分はプソイドエフェドリン(PSE)やフェニレフリンなど。鬱血除去薬充血緩和薬とも。

これらはαアゴニストであり、0.05-0.1% の濃度で局所の血管を収縮させる。繊毛機能が損なわれるため、これらの薬剤を長期間使用し続けることは避けるべきである。

適応

成人の風邪の症状を改善しうる(エビデンスレベルB)[1]

一覧

以下の薬剤が一般的とされる。

以下は一般的ではない薬剤である。

  • カファミノール
  • シクロペンタミン
  • エピネフリン
  • フェノキサゾリン
  • レボノルデフリン
  • メフェンテルミン
  • メチゾリン
  • ノルエピネフリン
  • ツアミノヘプタン
  • チマゾリン

出典

  1. ^ Fashner J, Ericson K, Werner S (2012). “Treatment of the common cold in children and adults”. Am Fam Physician 86 (2): 153–9. PMID 22962927. http://www.aafp.org/afp/2012/0715/p153.html. 

関連項目

外部リンク

  • 鼻閉および鼻漏 - メルクマニュアル
消化器/代謝A
血液、血液生成器官(B
循環器系C
皮膚D
泌尿生殖器系G
内分泌器H
感染JPQI
悪性腫瘍L01-L02
免疫系L03-L04
筋肉関節M
神経N
呼吸器R
感覚器S
その他ATC(V
  • 表示
  • 編集