ランギトト島

ランギトト島
ヴィクトリア山(英語版)から見たランギトト島
所在地 ニュージーランドの旗 ニュージーランド
所在海域 ハウラキ湾(英語版)
座標 南緯36度47分16秒 東経174度51分29秒 / 南緯36.78778度 東経174.85806度 / -36.78778; 174.85806座標: 南緯36度47分16秒 東経174度51分29秒 / 南緯36.78778度 東経174.85806度 / -36.78778; 174.85806
面積 23 km²
最高標高 260 m
 プロジェクト 地形
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ランギトト島: Rangitoto Island)は、ニュージーランド北島のハウラキ湾(英語版)に浮かぶ面積約23km2火山島である。

概要

面積約23km2、幅約5.5kmで、最高標高は260m。オークランドとはランギトト海峡(英語版)で隔てられている。オークランド火山群(英語版)に属する楯状火山であり、約620年前と570年前に噴火した[1]。最後の噴火までの約1000年間、断続的に噴火していたとみられる[2]

森林に覆われており、多数の固有種絶滅危惧種が生息している。 1890年自然保護区となった[3]

太平洋戦争中にアメリカ軍がこの島に軍事施設を建設した。島の北岸は不要な船の難破地として使用され、干潮時にはいくつかの難破船の残骸を見ることができる。

マオリ語で「血まみれの空」を意味し、部族間の争いがあったことに由来する[4]

ギャラリー

  • 森林
    森林
  • 溶岩原
    溶岩原
  • 南から見たランギトト島
    南から見たランギトト島
  • ランギトト島(左)とモツタプ島(英語版)
    ランギトト島(左)とモツタプ島(英語版)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “Global Volcanism Program | Auckland Volcanic Field” (英語). Smithsonian Institution | Global Volcanism Program. 2024年4月13日閲覧。
  2. ^ Shane, Phil; Gehrels, Maria; Zawalna-Geer, Aleksandra; Augustinus, Paul; Lindsay, Jan; Chaillou, Isabelle (2013-05-01). “Longevity of a small shield volcano revealed by crypto-tephra studies (Rangitoto volcano, New Zealand): Change in eruptive behavior of a basaltic field”. Journal of Volcanology and Geothermal Research 257: 174–183. doi:10.1016/j.jvolgeores.2013.03.026. ISSN 0377-0273. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0377027313001108. 
  3. ^ Wong, KL Clara; O'Shea, Steve (2010-09). “Sediment macrobenthos off eastern Waiheke Island, Hauraki Gulf, New Zealand”. New Zealand Journal of Marine and Freshwater Research 44 (3): 149–165. doi:10.1080/00288330.2010.498088. ISSN 0028-8330. http://dx.doi.org/10.1080/00288330.2010.498088. 
  4. ^ “Rangitoto | New Zealand Geographic”. web.archive.org (2016年6月11日). 2024年4月13日閲覧。

関連項目

  • ニュージーランドの火山一覧(英語版)
  • ニュージーランドの火山活動(英語版)

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ランギトト島に関連するカテゴリがあります。
  • ランギトト島景観保護区 - 自然保護省(英語版)
  • ランギトト島自然保護トラスト