ヘカメーデー

ヘカメーデー古希: Ἑκαμήδη, Hekamēdē)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してヘカメデとも表記される。テネドス島のアルシノオスの娘。トロイア戦争において、アキレウスがテネドス島を攻略したさいに捕虜となった。この戦いでピュロス王ネストールの策謀が優れていたので、ヘカメーデーはネストールに褒美として与えられ、以後仕えた[1]。ネストールが傷ついたマカーオーンを戦場から助け出し、自分の幕屋に連れ帰ったとき、マカーオーンの世話をした[2]

脚注

  1. ^ 『イーリアス』11巻。
  2. ^ 『イーリアス』14巻。

参考文献

イーリアスの登場人物
ギリシア軍
総司令官
武将
捕虜
トロイア軍
トロイア王
武将
長老
女性ほか
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