フレーズ

曖昧さ回避 この項目では、音楽用語のphraseについて説明しています。
  • 原義については「wikt:フレーズ」をご覧ください。
  • 言語学におけるphraseについては「」をご覧ください。
  • 果物のfraiseについては「イチゴ」をご覧ください。
  • TOKIOの楽曲「フレーズ」については「LOVE, HOLIDAY.#収録曲」をご覧ください。

音楽におけるフレーズphrase)とは、いくつかの音符から成る階層的なまとまりをあらわす単位のひとつである。フレーズは楽譜に明示されないため、どこからどこまでをひとつのフレーズとして演奏するかは演奏者に任されることも多い。スラーがあるときにはスラーをひとつのフレーズとみなして演奏することがある。しかし、スラーは弦楽器のボウイングを示しただけのものも多く、必ずしもフレーズに忠誠を尽くすとは限らない。

フレーズの作り方はいろいろなものがあるが、基本は、次のようである。

  • 最後の音を弱くする。
  • 最初の音は強めにする。
  • 上行形ではだんだん強くする。
  • 下行形ではだんだん弱くする。
  • フレーズの最高音がいちばん強くなるようにする。
  • 音量に大きな段差ができることを避ける。

フレーズを設定することをフレージングという。

関連項目

典拠管理データベース: 国立図書館 ウィキデータを編集
  • ドイツ