ピューリッツァー賞 フィクション部門

ピューリッツァー賞 フィクション部門(ピューリッツァーしょう フィクションぶもん)はピューリッツァー賞の部門の一つで、アメリカ人著者による優れたフィクションが選ばれる。1948年以前はピューリッツァー賞 小説部門という名前であった。

受賞作一覧

1990年代

  • 1990年 『マンボ・キングス、愛のうたを歌う』(中央公論社)オスカー・イフェロス
  • 1991年 『さようならウサギ』(新潮社)ジョン・アップダイク
  • 1992年 『大農場』(中公文庫)ジェーン・スマイリー
  • 1993年 『ふしぎな山からの香り』(集英社)リチャード・オレン・バトラー
  • 1994年 『シッピング・ニュース』(集英社)E・アニー・プルー
  • 1995年 『ストーン・ダイアリー』(小学館)キャロル・シールズ
  • 1996年 『Independence Day』リチャード・フォード
  • 1997年 『マーティン・ドレスラーの夢』(白水社)スティーヴン・ミルハウザー
  • 1998年 『American Pastoral』フィリップ・ロス
  • 1999年 『めぐりあう時間』(集英社)マイケル・カニンガム

2000年代

2010年代

  • 2010年 『ティンカーズ』(白水社)ポール・ハーディング
  • 2011年 『ならずものがやってくる』(早川書房)ジェニファー・イーガン
  • 2012年 受賞作品なし
  • 2013年 『半島の密使』(新潮文庫)アダム・ジョンソン
  • 2014年 『ゴールドフィンチ』(岡真知子訳、河出書房新社)ドナ・タート
  • 2015年 『すべての見えない光』(新潮社)アンソニー・ドーア
  • 2016年 『シンパサイザー』(ハヤカワ・ミステリ文庫)ヴィエト・タン・ウェン
  • 2017年 『地下鉄道』(早川書房)コルソン・ホワイトヘッド
  • 2018年 『レス』アンドリュー・ショーン・グリア 上岡伸雄訳 早川書房
  • 2019年 『オーバーストーリー』リチャード・パワーズ 木原善彦訳 新潮社

2020年代

  • 2020年『ニッケル・ボーイズ』コルソン・ホワイトヘッド 藤井光訳 早川書房
  • 2021年『The Night Watchman』ルイーズ・アードリック
  • 2022年『The Netanyahus: An Account of a Minor and Ultimately Even Negligible Episode in the History of a Very Famous Family』 Joshua Cohen
  • 2023年『Demon Copperhead』バーバラ・キングソルヴァー、『Trust』Hernan Diaz