スーセントマリー

スーセントマリー: Sault Ste. Marie: Sault-Sainte-Marie)は、アメリカ合衆国カナダの国境を流れるセントマリー川をはさんで立地する2つの都市の名前である。表記上「Sainte」は「Ste.」に短縮されることが多い。

1668年宣教師ジャック・マルケットがひとつの町として立ち上げたのが始まり。1818年に、イギリス領であったアッパー半島をアメリカ合衆国に移譲したことで、オンタリオ州とミシガン州の2つの州にまたがっていた町は分割されることになった。

スーセントマリーは仏語で「急流サントマリー」という意味で、スペリオル湖からヒューロン湖に注ぐセントメアリーズ川の流れに由来する。

2つの都市はスーセントマリー国際橋で結ばれており、この橋を渡ることでミシガン州側とオンタリオ州側を行き来できる。ミシガン州側は州間高速道路75号線の北の終点となっている。五大湖の航路にあたるセントメアリーズ川にはスーセントマリー運河という閘門運河がある。この運河は大型貨物船などの船が年間12,000隻行き来する、世界で最も交通量の多い運河のひとつである。

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