イズニク湖

イズニク湖
宇宙から見たイズニク湖
イズニク湖の位置(ブルサ県内)
イズニク湖
イズニク湖
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イズニク湖の位置(マルマラ海内)
イズニク湖
イズニク湖
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イズニク湖の位置(トルコ内)
イズニク湖
イズニク湖
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位置 ブルサ県
座標 北緯40度25分28秒 東経29度31分12秒 / 北緯40.42444度 東経29.52000度 / 40.42444; 29.52000
トルコの旗 トルコ
延長 32 km (20マイル)
最大幅 10 km (6.2マイル)
面積 298 km2 (115 sq mi)
最大水深 80 m (260 ft)
水面標高 85 m (279 ft)
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イズニク湖トルコ語: İznik Gölü)は、トルコ北西部ブルサ県にあるである。古代都市ニカイアの後身であるイズニクが東岸に位置する。古称は、アスカニア英語:Askania, ラテン語:Ascania, 古代ギリシア語: Ἀσκανία)

歴史

ギリシア神話によると、現在のイズニク湖周辺はトロイア戦争中にフリギア人によって占領されたとされる。

1920年代にはの産地として知られていた[1]

2014年には航空写真撮影による史跡現地調査中に、4世紀に建設されたとされるバシリカ様式の大聖堂の遺跡が水中から発見された。この大聖堂は、ニカイアの聖ネオフィトス(英語版)に捧げられたもので、740年の地震により崩壊したと考えられている。現地では、この遺跡に関する水中博物館の建設が模索されている[2]。なお、この発見はアメリカ考古学研究所(英語版)による10大発見の一つに選ばれた。

自然

1989年水質汚染とレクリエーション施設の開発により生態が脅かされていたカモ目水鳥を保護する目的で、バードライフ・インターナショナルにより重要野鳥生息地に選定された[3]

イズニクの町とイズニク湖

脚注

  1. ^ Prothero, G.W. (1920). Anatolia. London: H.M. Stationery Office. http://www.wdl.org/en/item/11766/view/1/89/ 
  2. ^ Basilica in Lake Iznik to become underwater museum Hürriyet Daily News 2015年4月7日。2020年1月25日閲覧。
  3. ^ “Important Bird Areas In Turkey: Unprotected And Under Threat æauthors=Grimmett, R. F. A. & M. Kasparek, A. Kılıç, A. Ertan I”. 2020年1月25日閲覧。

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、イズニク湖に関連するメディアがあります。
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